プラモ化カメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:16 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (ふ)」の記事における「プラモ化カメラ」の解説
プラモ化カメラ(プラモかカメラ)は、「百丈島の原寸大プラモ」(てんとう虫コミックス28巻収録)、「プラモが大脱走」(同29巻収録)に登場する。 物体を撮影してプラモデルを作り出すカメラ。撮影対象は人、乗り物、自然物など何でも良い。縮尺も自在に調節できる。また撮影対象は実物ではなく、その対象が映った写真や絵でもよい。絵を撮影した場合は、どんなに下手な絵でも実物そっくりにプラモ化し、市販のプラモデルのように丁寧にパッケージ化されて出てくる。 テレビ、クーラー、ステレオなどの家電製品をプラモ化すると、本物同様に使用できる。動物やロボットをプラモ化した場合は、ソフトプラスチック使用に加え、「オートアクションユニット」を組み込むことで本物そっくりに動く。ロボットのプラモを撮影した場合は、そのスケールに合わせてプラモ化された。 原作本編中で作ったプラモは以下の通り。 「百丈島の原寸大プラモ」 のび太の1/2スケール クイーン・エリザベス2(乗り物図鑑の写真から。スネ夫の持つ同型プラモに対抗して数倍大きく作った) 百丈島(ドラえもんが島を描いた絵を元に、スケール1000倍(面積にして100万倍)の規模。テレビ・クーラー・ステレオ付きの別荘もある) 百丈島の昆虫(チョウ、セミ、カブトムシなど) 先生の原寸大(勉強中に気が散るのを防ぐために作ったが、玉子・ジャイアン・スネ夫は本物と誤認した。原作・テレビアニメ第2作第1期では野比家を訪れた先生からコピーしたが、テレビアニメ第2作第2期では先生が生徒を叱っている写真からコピーした) のび太の勉強スタイル(宿題が終わったことを信用しない玉子の目をごまかすため、テレビアニメ第2作第2期では登場せず) のび太の水泳スタイル(自動で泳ぐ可動型) 釣り道具&魚(図鑑の写真から。魚と釣針が磁石で引き合って釣れる) しずか(ダンスの相手が出来る可動型) また、扉絵ではドラえもんのプラモも作っている。 「プラモが大脱走」 上空を飛んでいた飛行機 「バンダム」シリーズのロボットプラモ(スネ夫のコレクションを貰った写真からコピー。ジャイアン撃退のために実物大も作った)
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