ブラスター化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:14 UTC 版)
「宇宙の騎士テッカマンブレード」の記事における「ブラスター化」の解説
テッカマンには予期せぬ状況に対応するため「進化」する機能が付いており、これを「ブラスター化」と呼ぶ。 ブラスター化したテッカマンは圧倒的戦闘力を有する「第二形態」に再変身することができるようになるが、ブラスター化に成功する確率は極めて低く、成功しても短命と化してしまう。 作中ではブレードとエビルのみブラスター化に挑み、成功している。ブラスター化による「第二形態」の特性は以下の通りである。 従来の外殻の上にさらに装甲が付加され、防御力が上昇(ブレードの場合、至近距離からのボルテッカ直撃にも全くの無傷)。 バーニアの出力や機動性が向上し、通常移動がクラッシュイントルード並に向上。 ランサーの先端から、通常のボルテッカに匹敵する威力のフェルミオンビームを発射できる。 ブレードの場合、ボルテッカ発射孔が肩に加え前腕部・腰部にも設置され、一方向に集中するだけでなく、全方位に向けてボルテッカを発射可能(なお、発射時にクリスタルフィールドによる力場が発生する)。 ブレードは不完全な状態でのブラスター化だったゆえに短命化は免れたものの、著しいテクスニウムの消費を招きブラスター化の度に脳神経核が崩壊して過去の記憶を失うようになってしまった。また、エビルの場合は肉体に極度の負担がかかった結果、時折全身に激痛が走る発作に襲われるようになってしまった。 なお、TVシリーズにおいては、ブレードの肉体の組織崩壊の原因は、進化せずに「ラダム同士での生存競争」を行ったため、つまり進化すべき状況であるのに進化していないためと説明された。 続編『ラダム再び』ではワームホールを生成(時間の概念のない空間)し赤色星を呼び出す事で太陽系を消滅させる程の力を持つ。これが原因で続編の「テッカマンブレードII」ではブレードはブラスター化しない。
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