フランス領インドシナ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 15:50 UTC 版)
1847年4月15日、フランス人宣教師が迫害されているとの一方的な理由でフランスの交易船がダナンを砲撃したダナンの戦い(英語版)が発生。1858年9月、ナポレオン3世の命令によりフランス・スペイン連合艦隊がダナンに進行し、コーチシナ戦争(英語版)(1858年-1862年)が勃発。ベトナムの多数の領地がサイゴン条約によりフランスにより奪われた後、トンキン戦争(英語版)(1883年6月 - 1886年4月)を経て、1887年10月、フランス領インドシナ連邦が成立した。1889年、フランスのインドシナ総督府はダナン市をクアンナム省から切り離し、トゥーランと命名して、ハノイ、サイゴン、ハイフォン、フエと並ぶ5大総督直轄地の一つとした。 20世紀始めのトゥーランはインフラが整備されて、食品加工業や造船業が発達し、ハイフォンやサイゴンと並んでベトナムの主要貿易港となった。
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