フランス国鉄・RER
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 15:24 UTC 版)
「オステルリッツ駅」の記事における「フランス国鉄・RER」の解説
地上の頭端式ホームには東側から順に7番線から21番線の15線がある。その東には1番線から5番線(6番線は欠番)があったが、2007年現在は工事中である。この部分は上層にピエール・マンデス=フランス大通りが重なる二重構造になっている。駅舎はホームの頭端(北)側にあり、東西二つの建物の間に大屋根(トレイン・シェッド)に覆われたホールがある。東西の建物の正面にはそれぞれ車寄せやタクシー乗降場があり、東からはオステルリッツ河岸に、西からはオピタル大通りに出ることができる。切符売り場は東の駅舎内にあり、このほかカフェや売店がある。両駅舎に挟まれた大屋根の下の部分はRERの線路の開口部や駐車場になっており、また東西の駅前広場間を移動するタクシー用の通路がある。 RERの駅は地上ホームの直下にあり、島式ホーム2面4線でホームの全長は225m、幅は9mである。コンコースはホームよりも下の層にあり、自動改札機が設置されている。 地上の各ホームからの線路が合流するのは、ヴァンサン・オリオール大通りの跨線橋付近である。その南の線路西側のシェヴァルレ (Chevaleret) 地区には国営運輸サービス会社 (SERNAM) の急行貨物 (messagerie) 用設備がある。また、この付近でRERの線路が地上に現れる。ビブリオテーク・フランソワ・ミッテラン駅を越えるとプティト・サンチュールの廃線跡と交差する。そこから南の線路両側には客車、電車、機関車などの車両基地、操車場などがパリ市境を越えてイヴリー・シュル・セーヌ駅付近まで続いている。機関区からオステルリッツ駅までは専用の複線の連絡線があり、本線の列車と干渉しないよう立体交差が設けられている。
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