フランクリン_(ニューハンプシャー州)とは? わかりやすく解説

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フランクリン (ニューハンプシャー州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 08:39 UTC 版)

フランクリン
Franklin
フランクリン市セントラル通り
標語: 
"3つの川の都市"
メリマック郡内の位置(赤)
北緯43度26分39秒 西経71度38分51秒 / 北緯43.44417度 西経71.64750度 / 43.44417; -71.64750座標: 北緯43度26分39秒 西経71度38分51秒 / 北緯43.44417度 西経71.64750度 / 43.44417; -71.64750
アメリカ合衆国
ニューハンプシャー州
メリマック郡
入植 1764年
町として法人化 1828年
1895年
政府
 • 市長 ケン・メリフィールド
 • 市マネジャー エリザベス・ドラゴン
面積
 • 合計 29.1 mi2 (75.4 km2)
 • 陸地 27.3 mi2 (70.7 km2)
 • 水域 1.9 mi2 (4.8 km2)
標高
310 ft (94 m)
人口
(2020年)[1]
 • 合計 8,741人
 • 密度 300人/mi2 (120人/km2)
等時帯 UTC-5 (東部標準時)
 • 夏時間 UTC-4 (東部夏時間)
郵便番号
03235
市外局番 603
FIPS code 33-27380
GNIS feature ID 0873290
ウェブサイト www.franklinnh.org
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フランクリン: Franklin)は、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州メリマック郡にある都市。人口は8,741人(2020年)であり、ニューハンプシャー州の13市の中で最少である。市内にはウェストフランクリンのビレッジがある。

歴史

フランクリンの町はペミジェワセット川とウィニペソーキー川が合流してメリマック川となる所にあり、1764年に入植され、当初はペミジェワセット・ビレッジと呼ばれていた。市域はソールズベリー、アンドーバー、サンボーントン、ノースフィールド各町の一部を合わせて作られた。フランクリンという名前は1820年にアメリカ合衆国建国の父ベンジャミン・フランクリンに因んで名付けられた。滝から得られる水力が工場町として発展することに貢献した[2]。1828年に町として、1895年に市として法人化された。

19世紀前半の政治家ダニエル・ウェブスター(1782年-1852年)は、まだ当時はソールズベリーと呼ばれていたフランクリンの一部で生まれた。ニューハンプシャー州道127号線近くに、ウェブスターの子供時代の家を保存する州立歴史史跡がある[3]。ウェブスターは成人してからメリマック川近く、現在のアメリカ国道3号線沿いの農園、「ジ・エルム」を所有していた。

1943年、アメリカ陸軍工兵司令部が、ペミジェワセット川の洪水制御のためにフランクリン滝ダムを建設し、上流にフランクリン滝貯水池を造った。

地理

フランクリン市は 北緯43度26分49秒 西経71度39分25秒 / 北緯43.44694度 西経71.65694度 / 43.44694; -71.65694 (43.446956, -71.656966)に位置している[4]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は29.1平方マイル (75.4 km2)であり、このうち陸地27.3平方マイル (70.7 km2)、水域は1.9平方マイル (4.9 km2)で水域率は6.31%である[5]。市内をウィニペソーキー川、ペミジェワセット川、メリマック川が流れている。北部にはウェブスター湖がある。市内最高地点は標高1,370フィート (420 m) の市域北西隅に近い無名の山である。市域は全てメリマック川流域に入っている[6]

アメリカ国道3号線とニューハンプシャー州道11号線が市内のメインストリートであるセントラル通りを形成している。この2本は東に向かうとティルトン町およびラコニアに至る。国道3号線は南のボスカウェンと州都コンコードに向かい、州道11号線は西のアンドーバーとニューロンドンに向かう。州道127号線も市内中心街を通っており、南西のソールズベリーとコントゥクックおよび北のサンボーントンに至る。州道3号線代替路は北のウェストフランクリンからブリストルに行っている。

人口動態

人口推移
人口
1850 1,251
1860 1,600 27.9%
1870 2,301 43.8%
1880 3,265 41.9%
1890 4,085 25.1%
1900 5,846 43.1%
1910 6,132 4.9%
1920 6,318 3.0%
1930 6,576 4.1%
1940 6,749 2.6%
1950 6,552 −2.9%
1960 6,742 2.9%
1970 7,292 8.2%
1980 7,901 8.4%
1990 8,304 5.1%
2000 8,405 1.2%
2010 8,477 0.9%
2020 8,741 3.1%
カーネギー図書館である公共図書館(1915年頃)

以下は2000年国勢調査による人口統計データである[7]

基礎データ

  • 人口: 8,405 人
  • 世帯数: 3,319 世帯
  • 家族数: 2,193 家族
  • 人口密度: 117.7人/km2(304.9 人/mi2
  • 住居数: 3,676 軒
  • 住居密度: 51.5軒/km2(133.4 軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 25.8%
  • 18-24歳: 8.5%
  • 25-44歳: 28.4%
  • 45-64歳: 22.7%
  • 65歳以上: 14.7%
  • 年齢の中央値: 37歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 94.1
    • 18歳以上: 87.5

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 32.3%
  • 結婚・同居している夫婦: 46.3%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 14.2%
  • 非家族世帯: 33.9%
  • 単身世帯: 27.0%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 10.7%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.47人
    • 家族: 2.95人

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 34,613米ドル
    • 家族: 41,698米ドル
    • 性別
      • 男性: 32,318米ドル
      • 女性: 25,062米ドル
  • 人口1人あたり収入: 17,155米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 12.9%
    • 対家族数: 8.9%
    • 18歳未満: 18.2%
    • 65歳以上: 9.7%

教育

  • フランクリン高校

見どころ

  • サルファイト鉄道橋(別名上下逆転鉄道橋)
  • ダニエル・ウェブスター生家州立歴史史跡[8]

著名な出身者

脚注

  1. ^ Quickfacts.census.gov”. 2023年11月25日閲覧。
  2. ^ Coolidge, Austin J.; John B. Mansfield (1859). A History and Description of New England. Boston, Massachusetts. pp. 497–499. https://books.google.co.jp/books?id=OcoMAAAAYAAJ&lpg=PA9&dq=coolidge+mansfield+history+description+new+england+1859&pg=PA497&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q&f=false 
  3. ^ a state historic site
  4. ^ US Gazetteer files: 2010, 2000, and 1990”. United States Census Bureau (2011年2月12日). 2011年4月23日閲覧。
  5. ^ Geographic Identifiers: 2010 Demographic Profile Data (G001) - Franklin city, New Hampshire”. U.S. Census Bureau American Factfinder. 2011年11月14日閲覧。
  6. ^ Foster, Debra H.; Batorfalvy, Tatianna N.; Medalie, Laura (1995). Water Use in New Hampshire: An Activities Guide for Teachers. U.S. Department of the Interior and U.S. Geological Survey. http://nh.water.usgs.gov/Publications/nh.intro.html 
  7. ^ American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
  8. ^ Daniel Webster Birthplace State Historic Site

外部リンク


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