フェラーリ・512TR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 07:46 UTC 版)
フェラーリ・512TR | |
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概要 | |
販売期間 | 1991年 - 1994年 |
ボディ | |
乗車定員 | 2人 |
ボディタイプ | 2ドア クーペ |
駆動方式 | MR |
パワートレイン | |
エンジン | TipoF113型 4,942cc 180°V型12気筒 DOHC |
最高出力 | 428PS/6,750rpm |
最大トルク | 50.0kgf·m/5,500rpm |
変速機 | 5速MT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,550mm |
全長 | 4,480mm |
全幅 | 1,975mm |
全高 | 1,135mm |
車両重量 | 1473kg(乾燥重量) |
系譜 | |
先代 | フェラーリ・テスタロッサ |
後継 | フェラーリ・F512M |
512TR(Ferrari 512 TR)は、イタリアの自動車メーカーフェラーリが製造していたスーパーカーである。
概要
フェラーリ・テスタロッサを1992年モデル用に再設計し、ロサンゼルスオートショーで新型車512TRとして発表された後継モデル。「512」の「5」とは排気量5.0Lを指し「12」はV型12気筒エンジンを搭載することを意味し「TR」とはテスタロッサの略である。
リトラクタブルヘッドライトとルーバー越しの角型テールライトなど大半のディティールはテスタロッサを踏襲するが、フロントグリルとウインカーの間には1989年発表の348のようにボディ色の桟が入れられ、ホイール径はテスタロッサの16インチから18インチに変更され、エンジン出力は428PSとなった。また分割式のフレームを一体式に改め、エンジン重心を下げ、操縦安定性に関する改良も行われており、長きに渡り造られたテスタロッサの水準を引き上げる努力も随所にみられる。フロント41%、リア59%に重量配分が改善され、計2,261台が生産された。
ホイール
ホイール径18インチ。フロントは8J、タイヤは235 / 40ZR 18、リアは10.5J、タイヤは295/35 ZR18。フロントブレーキの直径は315mmで、リアブレーキの直径は310 mm。
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脚注
関連項目
フェラーリ ロードカータイムライン 1970年代-1990年代<- Previous Next -> | |||||||||||||||||||||||||||||||
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タイプ | 1970年代 | 1980年代 | 1990年代 | ||||||||||||||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
FR | V12 | 365GTB/4 | 550マラネロ | ||||||||||||||||||||||||||||
2+2 | 365GTC/4 | 365GT/4・2+2 | 400 | 400i | 412 | 456 GT | 456M GT | ||||||||||||||||||||||||
MR | V6/V8 | ディーノ246 | 308 | 308QV | 328 | 348 | 348GTB/GTS | 360モデナ | |||||||||||||||||||||||
308 | F355 | ||||||||||||||||||||||||||||||
2+2 | ディーノGT4 | モンディアル | |||||||||||||||||||||||||||||
V12 | 365GT4BB | 512BB | 512BBi | テスタロッサ | 512TR | F512M | |||||||||||||||||||||||||
スペチアーレ | 288GTO | F40 | F50 |
「フェラーリ 512TR」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は自分が信じられないほど金持ちでフェラーリを持っていると言ったが、私はすぐに彼の正体を見破った。
- 大学の門の前に真っ赤なフェラーリが停めてあるのを見て、アングリした。
- 自分の家を売ってまでフェラーリ欲しくないよ。
- 同社の会長は,「フェラーリに印象で負けない車を作ることを目指している。」と語った。
- しかし後に,小林選手はフェラーリのフェリペ・マッサ選手に抜かれてしまった。
- フェラーリのハイブリッド車がデビュー
- 3月7日から17日までのスイス・ジュネーブでの国際モーターショーで,イタリアの高級車メーカー,フェラーリが最新モデル「ラ・フェラーリ」を発表した。
- それはフェラーリ史上初の市販用ハイブリッド車だ。
- フェラーリはレースカーのエンジンと電気駆動システムを組み合わせた。
- ラ・フェラーリは3秒以内で時速0キロから100キロに到達できるが,それにもかかわらず同車は比較的二酸化炭素の排出量が少ない。
- ラ・フェラーリの価格は約1億2000万円の予定だ。
- フェラーリはラ・フェラーリを499台のみ販売する予定だが,すでに1000人以上がこの新しい車の購入を真剣に考えている。
- ハイブリッド車は環境に優しいイメージがあるが,フェラーリは,燃料効率や低い二酸化炭素排出量よりもラ・フェラーリの高い性能品質を強調している。
- フェラーリはその車がおもに高級スポーツカー愛好者に気に入られることを望んでいるのだ。
- その後,この切手はフランスの有名な切手収集家フィリップ・フォン・フェラーリ伯(はく)爵(しゃく)ら複数の持ち主の手に渡った。
固有名詞の分類
フェラーリの車種 |
フェラーリ・550 フェラーリ・512BB フェラーリ・512TR フェラーリ・250LM ディーノ・206/246 |
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