フィクションにおける派生技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 01:40 UTC 版)
「パイルドライバー」の記事における「フィクションにおける派生技」の解説
プロレスや格闘技を題材にした漫画や対戦型格闘ゲームなどで見られる派生技である。得てして物理法則に反して現実の世界で目にできる技ではない。 キン肉ドライバー 詳細は「キン肉スグル#得意技」および「キン肉マンの技一覧#激突技」を参照 漫画『キン肉マン』の主人公であるキン肉スグルの必殺技。空中に放り投げた相手の両足を掴んで股裂きしつつ上下にひっくり返して相手の両脇を、それぞれ足で踏みつけながら相手の頭部を打ちつける。キン肉マンの能力「火事場のクソ力」により、落下スピードが上がることで足のフックを完璧なものとする。それだけに気力が充実していないと空中でクラッチを外される場合がある。作中では変形ツームストン・パイルドライバーが原型とされており、続編の漫画『キン肉マンII世』では疾風迅雷落としという別名もつけられた。 スクリュー・パイルドライバー 詳細は「ザンギエフ#必殺技」を参照 対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターIIシリーズ』に登場するザンギエフの必殺技。相手を抱えてジャンプして、きりもみ式に回転しながら上昇して、なおかつ回転を維持したまま落ちて相手の頭部を打ちつける。その後、ベルトスクロールアクションゲーム『ファイナルファイト2』とアーケードゲーム『マッスルボマー』でマイク・ハガーが使用。現実の世界ではケニー・オメガが人形のヨシヒコにザンギエフの得意技であるファイナル・アトミック・バスター を使用したが現在のところ人間には使用されていない。 パイルドロップ 特撮番組『仮面ライダー』の主人公であるスカイライダーの必殺技。背後から組み付いた状態でジャンプし、空中で相手の上下を入れ替え両腕を踏みつけつつ落下する。技の原理は前述のキン肉ドライバーとほぼ同じだが、こちらはスカイライダーの特技である垂直飛びと技への捻りも含まれているため、威力は大きい。類似技としてボディスラムのクラッチからジャンプし、空中で相手の上下を入れ替え両脇を踏みつけつつ落とす(パイルドロップとは相手の前後が逆になる)スカイアームドロップも使用。 風神地獄落とし スカイライダーの必殺技。地上で膝をつかないツームストーン・パイルドライバーを仕掛けたのちに相手の膝上付近をクラッチしつつきりもみ回転しながら垂直上昇し、きりもみ回転を止めてから垂直落下し相手の頭部を地面に叩きつける。 デスバニッシュ 特撮番組『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーベルデのファイナルベント(必殺技)。高所に配備されたカメレオン型の契約モンスター・バイオグリーザの長い舌で足首を結ばれたベルデが地上の相手に振り子の要領で近づきつつ組み付き、舌によるクラッチを切らせた後に組み付いた勢いで相手もろとも前後に回転しつつ振り子運動の軌道で上昇し、最高点で回転を止め相手の両脇を踏みつけつつ落下し頭部から落とす。
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