ピュアリスティア【ピュアリスティア】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9179号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | ピュアリスティア よみ:ピュアリスティア | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 富山県 | |
品種登録者の住所 | 富山県富山市新総曲輪1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小泉昌広、岡崎桂一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コネチカットキング」に「ユーロビジョン」を交配して育成されたものであり、花はやや小輪の鮮橙黄色でスカシユリ型の切花向きの品種である。草丈は50~74㎝、茎の直径は5.0~9.9㎜、上部の色は褐、中部及び下部の色は濃褐、毛じは無、節間長は茎の中央部は5㎜未満、止葉下は40~59㎜である。葉序は3/8、葉の全体の形は披針形、ねじれは無、葉幅は5~9㎜、葉長は6~8㎝、光沢は有、数は多、着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅡ型、花の向きは15゜未満、花房の形状は総状花序、全体の形はスカシユリ型である。花径は90~119㎜、内花被及び外花被の幅は20~29㎜、長さは6~8㎝である。花色は花弁の基部は明黄(JHS カラーチャート2505)、地色、中肋部、縁部及び裏面は鮮橙黄(同2205)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は1~9、つぼみの色は明黄(同2505)、内花被の形はⅦ型、外花被の形はⅣ型、内花被先端の形状はⅢ型、反転の程度、外花被先端の形状及び反転の程度はⅦ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は黄、やくは無、第1花梗の長さは30~59㎜、花梗の太さは中、色は褐、花梗への葉の着生は有、第1花梗の向きは30~59゜、1花茎の花数は中、花の香りは無、開花期は中である。「コネチカットキング」と比較して、内花被の幅が狭いこと、やくが無いこと等で、「ダーハム」と比較して、花径が小さいこと、やくが無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に富山県農業技術センター野菜花き試験場(砺波市)において、「コネチカットキング」に「ユーロビジョン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「富ゆり11号」であった。 |
- ピュアリスティアのページへのリンク