ヒルバパール【ヒルバパール】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7947号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ヒルバパール よみ:ヒルバパール | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ヒルベルダ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424CA デ クワケル マインスヘーレンウェッヒ 15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 稲葉俊男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ダークピンクバーバラ」の枝変わりであり,花は鮮紫ピンク色の盛咲で,中輪の切花向きの品種である。草姿は中間,開花時草丈は高,節数は中である。茎の長径はやや細,硬さは中,折れの難易は易,色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数はやや多,側枝の着生位置は主に中上部,節間長はやや長,最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は少し巻く,最大葉長はやや長,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形,大きさはやや大,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は盛咲,花径は中,花色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504),色彩模様は単一,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数は少,花弁の長さは中,幅はやや狭,数はやや少,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さは中,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑,がくの太さ及び長さは中,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性はやや晩生,がく割れの難易性は極難である。「デスティネーション」と比較して,つぼみの形が倒卵形であること,側面から見た花形が盛咲であること,花色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1993年に育成者の温室(千葉県安房郡丸山町)において,「ダークピンクバーバラ」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の農林水産植物の種類は「ダイアンサス」であった。 |
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