ヒルバワイプ【ヒルバワイプ】(草花類)
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登録番号 | 第14122号 |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ヒルバワイプ よみ:ヒルバワイプ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ヒルベルダ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424CA デ クワケル マインスヘーレンウェッヒ 15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮崎隆司 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ヒルバパール」の変異個体であり、花は黄白色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さは剛、折れの難易は中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや多、側枝の着生位置は主に中部、節間長は中、最長節間の位置は第6節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花は黄白(JHS カラーチャート2901)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数はやや少、柱頭の露出の有無は無、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生である。「ブライダルホワイト」と比較して、側面から見た花形が盛咲であること等で、「バガデル」と比較して、葉巻き程度が弱いこと、柱頭の露出が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者の所属する会社の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、「ヒルバパール」の変異個体を発見し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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