ヒュンダイ加入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 08:11 UTC 版)
「アンドレアス・ミケルセン」の記事における「ヒュンダイ加入」の解説
2017年は一時的に古巣のシュコダに再加入し、WRC2クラスにスポット参戦。開幕戦モンテカルロと第4戦ツール・ド・コルスを圧勝して格の違いを見せた。また、開発を手がけていた2017年型ポロR WRCを調達し、プライベーターとしてWRCに参戦する計画を進めたが、国際自動車連盟 (FIA) の追加公認を取得できなかった。その後、シトロエンとスポット契約し、クリス・ミークの代役として第7戦イタリアからWRCに復帰。そして第11戦スペインからヒュンダイに加入し、来期以降の2年契約も交わした。 2018年は2年振りのフル参戦を果たす。第2戦スウェーデンでは3位表彰台を獲得しまずまずのスタートを切るが、その後はチャンピオン争いを演じるチームメイトティエリー・ヌービルとは対照的に中盤から失速。結果的に表彰台はスウェーデンの1度のみとなり年間ランキング6位で終えた。 2019年も引き続きヒュンダイから参戦。当初は前年と同じくフル参戦の予定だったが、開幕3戦での成績が振るわず第4戦コルシカ、第7戦ポルトガル、第13戦スペイン、最終戦オーストラリアのノミネートを外された。しかし第5戦アルゼンチンでは優勝したチームメイトティエリー・ヌービルに次ぐ2位表彰台を獲得。その後も第8戦イタリア、第11戦トルコで3位表彰台を獲得し、前年フル参戦した時とは違い抜群の安定感を見せチームのマニュファクチャラーズチャンピオン獲得に貢献した。年間ランキングでもチャンピオン争いを繰り広げたタナク、ヌービル、オジェに次ぐ4位となった。しかし、カタルニア終了後にチャンピオンのタナクのヒュンダイ加入が発表。チームメイトのヌービル、ローブは複数年契約中、ソルドは既に20年の契約を締結していたこともあり、ミケルセンは19年限りで退団となった。19年末のシトロエンの撤退の影響もあり、トヨタ、Mスポーツからはワークス契約を得ることが出来ず、2020年はWRC不参戦が濃厚となっている。
※この「ヒュンダイ加入」の解説は、「アンドレアス・ミケルセン」の解説の一部です。
「ヒュンダイ加入」を含む「アンドレアス・ミケルセン」の記事については、「アンドレアス・ミケルセン」の概要を参照ください。
- ヒュンダイ加入のページへのリンク