パワフルカーネス パープルローズ【パワフルカーネス パープルローズ】(草花類)
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登録番号 | 第13451号 |
登録年月日 | 2005年 10月 24日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | パワフルカーネス パープルローズ よみ:パワフルカーネス パープルローズ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 金澤美浩 | |
品種登録者の住所 | 福島県東白川郡矢祭町大字下関河内字下古宿8番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金澤美浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色の平咲で、小輪の1花茎当たりの花数が極少、花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。草姿は開張、開花時草丈はかなり低、節数は少である。茎の長径は細、中央部の色は濃緑、ろう質の有無は少、立茎数は多、1茎の側芽及び側枝数は中、側枝の着生位置は主に下部、節間長は短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は無である。つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは半八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の花色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、裏面の花色は濃紫ピンク(同9213)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数はかなり少、ほう葉の形はⅢ型及びⅣ型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑+紫、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数は極少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。「キリナデピンク」と比較して、花弁の波状程度が平であること、花弁鋸歯の数が少ないこと、花弁の幅が狭いこと等で、「カリフォルニア ラブ」と比較して、葉のろう質が無いこと、花径が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者の温室(福島県東白川郡矢祭町)において、育成者所有の育成系統(Dianthus chinensis)に育成者所有の育成系統(D.caryophyllus)を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「パワフルカーネ パープルローズ」であった。 |
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