パトルイユスイス

航空軍事用語辞典++

【パトルイユスイス】(ぱとるいゆすいす)

Patroille Suisse.
1964年に編成された、スイス空軍の公式アクロバット飛行隊。
名称は「スイス隊」を意味する。
結成当時は機体下部が赤白、機首にチームエンブレムを描いた塗装を施されたホーカー「ハンター」戦闘機が使用され、1995年にF-5に機種転換されるまで使用された。

現在の使用機種であるノースロップ社製のF-5E戦闘機には、スイスの国旗をイメージした赤と白の塗装が施されており、6機の編隊で展示飛行を行う。
本チームは展示飛行のたびに編成されるパートタイムチームで、パイロットはアクロバット専属ではなく、定期的なアクロバット飛行の訓練を受けた実戦部隊の隊員である。

ヨーロッパでは数少ない戦闘機（超音速機）を使用したチームで、演技内容もヨーロッパスタイルとアメリカンスタイルとを組み合わせており、年間20回程ヨーロッパ各地での飛行展示を実施している。

使用機種

• ホーカーハンターMk.58（1964～1995）
  
• F-5E（1995～）
  

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パトルイユ・スイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/18 14:39 UTC 版)

パトルイユ・スイス（仏：Patrouille Suisse）はスイス空軍の曲技飛行隊である。