パイオニア航海
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1994年に、アシュタールコマンドのグループのメンバーの中で、特殊な体験をしたと話すものがいた。彼らはこれを「リフトオフ(打ち上げ)体験」と呼んだ。グループのメンバーとネットワークを介してコミュニケーションしている間に、ある一人のメンバーが惑星を一周する「光の船」に乗った感覚を体験したと言うのだ。「(アシュタールの)銀河第五艦隊は、人間の意識やエーテル体を物理次元から上昇させ、光の船に移転するために、バイブレーション移動の方法を用いた」と話した。 この話はグループ中に広まり、1994年12月には250人を超える人々が参加し「アシュタールコマンド船へのポータルを永遠に開くため」のイベントを開催した。参加するためには、8段階の手順を踏んでバイブレーションを上昇させた上で、瞑想に臨む。アシュタール船への「処女航海」は、瞑想の間中に起こるとされていた。参加したメンバーの中には、かつての宇宙船で過ごした頃の記憶を取り戻したと主張する者もいた。 宗教運動学者のへランドはこうした動きを、教義の複雑さが増しているにもかかわらず、アシュタールコマンドメンバーの主張や体験におけるテーマは一貫していると述べている。「リフトオフ」の目的は個人の、ひいては人類のアセンションのためにあり、アシュタールの率いるガーディアン船によって地球の周りに作られた電子グリッドがそれをサポートすると考える点である。
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