バックロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 10:07 UTC 版)
バックローは、フォワードポジションの3列目かつ最終列であり、しばしばルースフォワードと呼ばれる。バックローは、2人のフランカーと1人のナンバーエイトからなる。ブラインドサイドフランカーとオープンサイドフランカーと呼ばれる2人のフランカーはスクラムの最終列である。ナンバーエイトはスクラム後方、2人のフランカーの間に位置している。スクラムにおけるナンバーエイトの役割は、フロントローから掻き出されてきたボールをコントロールすることであり、フライハーフ(スタンドオフ)とインサイドセンターはナンバーエイトにきっかけをもらう。
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バックロー
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「ラグビーユニオンのポジション」の記事における「バックロー」の解説
スクラムを組む際に最後列(3列目)に位置していたため、FL・No8の3名をバックローもしくはサードローと称する。 現在は後述の通りFLが2列目の両翼に上がるように変化しているが、呼称自体は旧来から変化していない。 6・7番 フランカー (FL) FWのポジションでスクラムの際に3列目の左右に位置する。地上で展開される攻撃のあらゆる局面(モール、ラック、ブレイクダウン、パントキックに対するチャージダウン等)に積極的に参加して味方をサポートし、体で相手陣を押し崩す役回りである。ボールを保持して密集地のサイドを突破する役目も担う。 ディフェンスにおいてはタックルマンとして大きく勇気が求められる。また、接点におけるルーズボールへの働きかけ(セービング、ジャッカル、スイープ)も重要な役割で、ロックが空中戦のスペシャリストだとすれば、フランカーは地上戦のスペシャリストであり、攻守に活躍するだけの高い身体能力、運動量が求められる。このような動きから国によってはルーズフォワード (Loose Forward) とも呼ばれる。 スクラムにおいては主に6番がブラインドサイド(タッチラインに近い側)、7番がオープンサイド(タッチラインから遠い側)に就くという形があるが、単に6番が左、7番が右という形も見られる。オープンサイドフランカーは豊富な運動量とアタッキング力、ブラインドサイドフランカーはフィジカルとディフェンス力が求められる。 8番 ナンバー8(ナンバーエイト) (NO8) フランカーとともにスクラム時の3列目を組む。FWのリーダー。 スクラムに最後に参加し、体ごと相手FW陣を押し崩す役回りである。スクラム最後尾でフロントローから送られてきたボールをキープしたり、かき出されたボールを持って自ら密集地のサイドを力尽くで突破したりする。モール形成時には、その起点となることも求められる。フランカーに似たポジションではあるが、より自由にフィールドを走り回るため、運動量、身体能力に加えて、ゲームに対する総合的な判断力が求められる。
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