バカ殿コント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/08 22:40 UTC 版)
「8時だョ!全員集合のコント」の記事における「バカ殿コント」の解説
志村が白塗りの化粧をした殿様となって登場する。後にフジテレビ系列の「ドリフ大爆笑」でも行なわれ、その後独立した番組になるが、オリジナルは本番組『志村けんのバカ殿様SP』である。全員集合ではいかりや(本家は東→桑野)が爺(家老)役を、加藤・高木・仲本は家来役(本家はダチョウ)をつとめた。全員集合は公開番組であるので「殿のおな〜り〜」とかけ声がかかると、かごに乗ったバカ殿が客席を通って舞台上に登場した。最初は長唄『元禄花見踊』のアレンジ曲で登場するが、志村がこれに不満をこぼして様々な趣向を凝らして改めて登場するのがおきまりであった。登場の仕方には複数のパターンがあり、ターザンのように志村がロープに捕まって飛んできた事もあった。女性ゲストが腰元として出演し、志村が腰元の名前と歳を聞いた。志村が気に入った腰元の手首をつかみ、いかりやに「これ爺、布団を敷いてくれ」と引っ張るのがパターンであった。ただし、由紀さおりや八代亜紀が腰元の時は若いゲストより歳が上だったり、歳をごまかしたりした時には、志村が扇子を手から落とすと同時に尺八が鳴り、「何い!」と表情が変わり刀に手を掛けて切ろうとした。いかりやの殿へのあいさつになるが、志村は足を投出し風船を膨らませて飛ばし何度もやるうちに風船が破裂する。続いて学問の時間になりいかりやが志村の学問の相手をするが、外れた事を言う。いかりやが席を外し、家来が相手をつとめるが志村はいかりやがいない間に家来と腰元と遊ぶ。例えば、舞台の後ろにある大画面でテレビゲームで遊んだこともあった。 また、漫画家のすがやみつるが小学館の子供向け雑誌で本作を元にした漫画を連載していた。 『稲垣吾郎のニセ殿様』では稲垣が白塗りの化粧をした殿様。木村が家老役、中居・草彅・香取が家来役を務めた。
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