投出し

デジタル大辞泉

なげ‐だし【投（げ）出し】

読み方：なげだし

１ 投げ出すこと。投げ出してあること。「道具を—にしたまま帰る」

２ 料理屋などで、客が最初に金を渡し、その額に相当したまかないをさせること。

日本語活用形辞書

投出し

読み方：なげだし

サ行五段活用の動詞「投出す」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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隠語大辞典

投出し

読み方：なげだし

1. 夜行列車などで、乗客の鞄や荷物を窓外に投げ出して失敬する方法である。〔犯罪語〕
2. は汽車の窓などから相手に知れぬやうに投げ捨てて置いて、後から廻つて之を拾ふもの。
3. 夜行列車等で乗客の鞄や荷物を窓から投げ出して盗み取る方法のことをいふ。
4. 夜行列車に乗り人の寝鎮るを待つて棚の物品を窃取し、列車より投げだし、後で拾ふ窃盗を云ふ。
5. 〔犯〕列車内の鞄や荷物を車外に投げ出して置いて後から下車して持ち去ること。
6. 夜汽車などで、乗客のカバンや荷物を窓外に投げだして失敬する方法。〔一般犯罪〕
7. かばん等を汽車の窓から投げ出して盗みとること。〔掏摸〕
8. 列車内の網棚等から鞄等を盗み車外に投出し、下車してから拾う盗犯手口。投げ出して盗むところより。〔す〕
9. 夜行列車に乗り人の寝しずまるのを待って棚の物品を窃取し列車より投げ出し、後で拾う窃盗のことをいう。

分類 す／犯罪、掏摸、掏摸と犯罪者、犯罪、犯罪者、犯罪語

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