ハーフバックスとは? わかりやすく解説

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ハーフバックス(ハーフ団)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:57 UTC 版)

ラグビーユニオンのポジション」の記事における「ハーフバックス(ハーフ団)」の解説

スクラムハーフ(9番)とスタンドオフフライハーフ10番)は、ポジション8分割したとき4/8列目と5/8列目(の前側)に来るため、合わせて「ハーフバックス」と呼ばれる。国によってはスタンドオフ10番)を「ファイブエイス (five-eighth)」と分けて呼びスクラムハーフ(9番)のみを「ハーフバック」と呼ぶこともある。 9番 スクラムハーフ (SH) 名前の由来は、スクラム連携するハーフというところからスクラムモールラック参加はしないが、そばにいて、かき出されボール持ってバックス陣にパスをすることを主とする役回りである。スタンドオフ同様に攻撃起点となることから、フランスラグビー哲学ではスクラムハーフ司令塔であるとされている。 地面にあるボール拾い上げつつパスする(ダイビングパス等)という動作が特に多く、体が小さ選手務めることが多い。密集地からの最初パスを出すので、敏捷さと高度なパススキル、瞬間的な判断力、常に密集地に素早く駆けつけることができる持久力、体が小さいことを武器として大男たち密集地のサイド突破できるような俊敏性とステップワーク技術要求される守備の際は相手スクラムハーフマークし密集地からパス出たことを味方伝えたり、相手FW陣のスクラムサイドの突破を防ぐことが要求される体躯大小かかわりなく9人目FWとして大男突破を防がなくてはならないことから、強靭なメンタリティフィジカル求められる10番 スタンドオフ (SO) (フライハーフ (FH)) 語源は、スクラムから“離れた”(=スタンドオフハーフというところからイギリスではその後、このポジションのことを「フライハーフ」 (flyhalf) と呼ぶようになったので、日本アメリカなどで使われるスタンドオフ」という言葉は、今ではあまり使われない国際的にフライハーフ呼ばれることが多い。これ以外にも、国によっては「ファースト・ファイブエイス」 (first five-eighth)、「ファースト・ファイブ」 (first five)、「アウトサイド・ハーフ」 (outside half) などという呼び方がある。 スクラムモールラックなどの密集からボール出てきたときに最初にボール受け取役回りであり、受け取瞬間ノーマークであるため、パスパント突破様々なプレー選択でき、そのプレー攻撃基点になることから、一般的に司令塔と言われているポジションである。ボールハンドリング、パススキル、キック、ステップワークなど多種多様かつ正確巧緻技術瞬時状況判断力試合の流れを読む冷静さ長い距離を走るスピードよりも短い距離でトップスピード到達する俊敏性が求められるスクラムモールには参加せず守備時においては相手スタンドオフマークしプレッシャーをかけることで相手ミス誘発プレー遅らせる役目を担う。

※この「ハーフバックス(ハーフ団)」の解説は、「ラグビーユニオンのポジション」の解説の一部です。
「ハーフバックス(ハーフ団)」を含む「ラグビーユニオンのポジション」の記事については、「ラグビーユニオンのポジション」の概要を参照ください。

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