ファイブエイスとは? わかりやすく解説

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ファイブエイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/23 23:26 UTC 版)

株式会社ファイブエイス
Five Eighth Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本
107-0062
東京都港区南青山2丁目15番5号
FARO 1F
設立 2012年5月8日
法人番号 9013201019130
事業内容
  • 作曲家、作詞家、編曲家、アーティストのマネージメント
  • 音楽原盤の制作並びにその運用
  • 著作権の管理および開発業務
  • 広告,宣伝に関する音楽の企画・制作
  • 映像コンテンツに関する企画・制作
代表者 代表取締役 矢野陽平
資本金 1000万円
決算期 4月30日
外部リンク 5-8.jp
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株式会社ファイブエイス: Five Eighth Inc.)は、日本音楽プロダクション

歴史

SUPA LOVE前山田健一のマネージャーを務めていた矢野陽平が独立し2012年5月8日設立。主に作曲家編曲家などの音楽クリエイターが在籍しており、J-POP劇伴など音楽制作の全般を行っている。

所属クリエイター

外部リンク


ファイブ-エイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/26 08:15 UTC 版)

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フランスのトマ・ボスク英語版といったスタンドオフは優れたパス技術を必要とする。

ファイブ-エイス: Five-eighth、8分の5の意[1])またはスタンドオフ: Stand-off)は、ラグビーリーグフットボールチームにおけるポジションの1つである。背番号は6番。この選手はチームにおける2人のハーフバックスの1人であり、スクラムハーフとパートナーを組む[2][3][4]。ピヴォットあるいはセカンドレシーバーと呼ばれることもある[5]。伝統的な攻撃の「バックライン」(1番–7番)[6]プレーにおいて、タックル後にダミーハーフ(フッカー)からのボールをスクラムハーフが最初に受け取り、次にファイブ-エイスがスクラムハーフからのボールを受け取る[7]

ファイブ-エイスの役割はタックルの周りの密集した地帯からボールを出すことであり、さらにボールを持って走るための広いスペースを持つセンターとウィンガーへとパスする[8][9]。そのうえ、このポジションの選手は典型的に一般のプレーで陣地を獲得するためにボールをキックする責任がある[10][11]。ファイブ-エイスはしたがって最も重要なポジションの1つであり、フィールド上で意思決定の役割を担う「プレーメイカー」と呼ばれることが多い[12][13]。しかしながら、時間と共に競技が進化すると、2人のハーフの役割はより揃うようになり、区別が困難となっていった[14]。その他の重要ポジション(フルバック、フッカー、スクラムハーフ)と共に、ファイブ-エイスはチームの背骨と呼ばれるものを作り上げている[15]

1996年に出版されたある本は、シニアラグビーリーグにおいてファイブ-エイスとフッカーは他のポジションよりも多くボールを手で扱う、と述べている[16]

ラグビーリーグ国際連盟の競技規則は、「スタンドオフハーフまたはファイブ-エイス」は背番号6でなければならない、と言明している[17]。しかしながら、伝統的に選手の背番号は変化し、現代のスーパーリーグでは、それぞれのチームの選手はポジションにかかわらず個別の背番号が割り当てられている。

語源

ワリー・ルイス英語版は2008年にオーストラリア史上最高のファイブ-エイスに投票で選ばれた。

伝統的にラグビーフットボールでは、常に2人のハーフバックスがいる。2人のハーフバックスのうち、「スクラムハーフ」という名称はボールをスクラムへフィードすることによってスクラムに関与するほうに与えられ、「スタンドオフハーフ」という名称はスクラムの横に「離れている」(stand off)ほうに与えられた[18]。ラグビーリーグ発祥の地であるイギリスでは、これらの用語が保持されてきた[19]。しかしながら、オーストラリア英語では、背番号7が一般に「ハーフバック」と呼ばれ、背番号6はこれと区別するために「ファイブ-エイス」と呼ばれる[20]。ニュージーランドでは、どちらの用語も区別しないで使われるように見える。

特筆すべきスタンドオフ

それぞれの国の殿堂入りしたファイブ-エイスはイングランドのロジャー・ミルワード英語版、オーストラリアのワリー・ルイス、ボブ・フルトン英語版ブレット・ケニー英語版アルバート・ローゼンフェルド英語版ヴィック・ヘイ英語版、ニュージーランドのジョージ・メンジーズ英語版である。

ラグビーリーグ初の黒人選手ルシウス・バンクス英語版は1912-13シーズンにハンスレットRLFC英語版でこのポジションでプレーした[21]

出典

  1. ^ ポジションを伝統的に8分割した場合5/8列目に来るため。
  2. ^ The NRL's 10 best halves combos”. NRL.com. ナショナルラグビーリーグ. 2013年9月4日閲覧。
  3. ^ McDonald, Margie (2006年11月11日). “Finch to be five-eighth”. The Australian. http://www.foxsports.com.au/league/finch-to-be-five-eighth/story-e6frf3ou-1111112503273#.UiZ6FjZmiSo 2013年9月4日閲覧。 
  4. ^ Jancetic, Steve (2010年5月12日). “Lyon backs away from five-eighth role”. Wide World of Sports. http://wwos.ninemsn.com.au/article.aspx?id=1051684 2013年9月4日閲覧。 
  5. ^ Dillon, Robert (2012年4月1日). “Mullen finds a home in pivotal role for Knights”. The Newcastle Herald. http://www.theherald.com.au/story/114901/mullen-finds-a-home-in-pivotal-role-for-knights/ 2013年9月4日閲覧。 
  6. ^ Hickey, Julia (2006). Understanding Rugby League. UK: Coachwise. ISBN 9781905540105. https://books.google.com/books?id=GU3ezfInjVwC. 
  7. ^ Thompson, Michael (2011年7月21日). “Thompson now calling the shots”. Townsville Bulletin. http://www.townsvillebulletin.com.au/article/2011/07/21/250061_sport.html 2013年9月4日閲覧。 
  8. ^ Gould, Phil (2004年2月22日). “Why is their number up?”. The Sun-Herald. http://www.smh.com.au/articles/2004/02/21/1077072893307.html 2013年9月4日閲覧。 
  9. ^ Hickie, David (1987年3月1日). “The Trend toward Robot League”. The Sun-Herald. https://news.google.com/newspapers?id=sCtWAAAAIBAJ&sjid=w-QDAAAAIBAJ&pg=2240,246054 2013年9月4日閲覧。 
  10. ^ Ryan, Nathan (2013年5月8日). “James Maloney backed for NSW five-eighth based on his kicking game says Nathan Hindmarsh”. The Australian. http://www.theaustralian.com.au/news/james-maloney-backed-for-nsw-five-eighth-based-on-his-kicking-game-says-nathan-hindmarsh/story-e6frg6n6-1226637897412 2013年9月4日閲覧。 
  11. ^ Ritchie, Dean (2011年6月9日). “NSW five-eighth Jamie Soward vows dominant kicking game in State of Origin II”. The Daily Telegraph. http://www.heraldsun.com.au/sport/nrl/soward-set-me-free/story-e6frfghx-1226071994111 2013年9月4日閲覧。 
  12. ^ Positions guide: Stand-off”. Rugby league: Laws & Equipment. BBC News. 2013年9月4日閲覧。
  13. ^ Gardini, Adam (2008年1月8日). “Rogers eager to play five-eighth”. goldcoast.com.au. http://www.goldcoast.com.au/article/2008/01/08/6612_gold-coast-titans.html 2013年9月4日閲覧。 
  14. ^ Knox, Ron (2006年2月20日). “The Role of half backs: Where we are strongest”. comeallwithin.co.uk. http://www.rugbynetwork.net/main/s98/st89643.htm 2013年9月4日閲覧。 
  15. ^ Badel, Peter (2013年9月1日). “Darren Lockyer urges Anthony Griffin to stop tinkering with the spine of the Brisbane Broncos”. The Courier-Mail. http://www.news.com.au/sport/nrl/darren-lockyer-urges-anthony-griffin-to-stop-tinkering-with-the-spine-of-the-brisbane-broncos/story-fndv2w3r-1226708284068 2013年9月4日閲覧。 
  16. ^ Tim Rogers and Richard Beesley (2006). Fitness for Rugby League. Australia: coachrugbyleague.com.au. http://coachrugbyleague.com.au/Documents/International/Fitness%20for%20Rugby%20League.pdf. 
  17. ^ The International Laws of the Game and Notes of the Laws. RLIF. (2007). pp. 9. http://rlifmedia.dyndns.org/docs/rugby_laws_book_2007_%20(2).pdf. 
  18. ^ Crego, Robert (2003). Sports and Games of the 18th and 19th Centuries. USA: Greenwood Press. pp. 101–104. ISBN 978-0-313-31610-4. https://books.google.com/?id=7w-IdhWKi_oC&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false. 
  19. ^ Hickey, Julia (2006). Understanding Rugby League. UK: Coachwise. p. 17. ISBN 978-1-905540-10-5. https://books.google.co.nz/books?id=GU3ezfInjVwC&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false. 
  20. ^ Australian Language & Culture. Australia: Lonely Planet. (2007). p. 83. ISBN 978-1-74059-099-0. https://books.google.com/?id=7w-IdhWKi_oC&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false. 
  21. ^ Collins, Tony (1998). “Racial minorities in a marginalized sport: Race, discrimination and integration in British rugby league football”. Immigrants & Minorities 17: 151–169. doi:10.1080/02619288.1998.9974933. 

関連項目




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