ハートジョイ ハピーニ【ハートジョイ ハピーニ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7788号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ハートジョイ ハピーニ よみ:ハートジョイ ハピーニ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ステラフェステバル」に「フローレンス・ナナ」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に穏紫ピンクのぼかし及び条線が入り,リップは正三角形でピンク白の地色に濃赤色の斑点及び穏紫ピンクのぼかしが覆輪状に入る大型種である。草型の大きさは大,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形及び横断面の形は扁円形,さは61~100㎜,長茎は51~70㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は30~45度,先端の角度は60~90度,長さは75~105㎝,幅は31~40㎜,色は緑,数は13~15枚である。一花茎の花数は11~20,茎の太さは12~15㎜,長さは30~50㎝,色は上部が緑褐,中部が暗黄緑,下部が緑である。咲き型は抱え咲き,花の横径は81~100㎜,縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形,先端の形は不等微突形,ペタルの正面の形は倒卵形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は切形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は桃系,花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の地色に穏紫ピンク(同9212)のぼかし及び条線が入る,リップはピンク白(同0101)の地色に濃赤(同0409)の斑点及び穏紫ピンク(同9712)のぼかしが覆輪状に入る。花の香りは弱,開花期は冬である。「グレートフラワー・バレリーナ」と比較して,リップに濃赤色の斑点及び穏紫ピンク色のぼかしが覆輪状に入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「ステラフェステバル」に「フローレンス・ナナ」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ハートジョイ・ハピーニ」であった。 |
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