ハンターキラー エリアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:16 UTC 版)
「T-シリーズ」の記事における「ハンターキラー エリアル」の解説
登場作品:『ターミネーター』、『ターミネーター2』、 飛行機型「ハンターキラー エリアル (HK-Aerial) 」。『1』、『2』のオープニングなどに登場。型式等は詳細設定が無いが、大型から小型まで多様なタイプが存在する。いずれの機体も左右一対のティルト式推進ノズルを備えるのが基本デザイン。これにより垂直離着陸やホバリングを可能としている。廃墟に潜む人間の生き残りを狩り立てるため、サーチライトやフェイズドプラズマ砲やミサイルを下面に集中配置した対地攻撃型の機体だが、『4』では同じ攻撃機であるA-10を相手に2対1の空中戦を制する機動性を披露した。 『1』ではオープニングで最初に登場し、視聴者に対して最も早くその姿を披露した存在。 『3』ではサイバー・リサーチ・システムズ (CRS) が開発したプロトタイプが登場。その内の1体は、スカイネットが直接コントロールしている模様。外観はステルス戦闘機に酷似している。機関銃を2門揃え、小型のミサイルを搭載した対人用小型飛行機であり、AIも備わっている。後発のT-800と同じく、視覚センサーが捉えたデータを処理するソフトウェアにより画像は赤をベースにしているが、標的の捕捉能力はジョンとケイト目がけてミサイルを放った際に床へ伏せた2人を見失い、再捕捉するのに時間を要するなど劣っている。また、小型ながらある程度の耐久性を有するものの、ケイトに至近距離から銃撃を受けた際には耐えられずに破壊された。 2018年を舞台とする『T4』登場の飛行機型は、今までのシリーズで登場した主な物が2029年から2032年の型であるのに対し、細部のデザインが変更されている。しかし、性能は後の時代の型と比較しても決して劣っておらず、劇中ではブレア達が駆る2機のA-10との空中戦で1機が背後を取られて撃墜されるものの、別の1機がA-10編隊の背後からフェイズドプラズマ砲で攻撃を仕掛け、2機とも撃墜した。なお、『4』小説版では主武装がフェイズドプラズマ砲ではなくガトリング砲となっており、より旧型である面が強調されている。 『サラ・コナー クロニクルズ』ではT-888と共に廃墟から旅客機用ジェットエンジンを回収しているシーンがあり、エンジンは核戦争前の既製品を流用している可能性がある。 『TG』では『1』や『2』と比べてスマートな形状になり、機体下部には4足歩行型のハンターキラーを1機搭載している。
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