ハンセン病の分類法(Ridley-Jopling Classification)
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「ウイリアム・ジョップリング」の記事における「ハンセン病の分類法(Ridley-Jopling Classification)」の解説
詳細は「ハンセン病#Ridley & Joplingの分類法」を参照 ジョップリングは1962年に発表したハンセン病の分類法である。現在も学問的な分類として定着している。以下の表に見られる通り、レプロミン反応(光田健輔が最初に考案した光田反応がある。他にダルメンドラ反応などもある)を軸に並べてある。最初のIndeterminate groupは初期でまだ、らい菌に対する免疫状態がはっきりしない時期のもの。現在は人体からの抗原が入手不可で、光田反応は行われない。 Ridley-Jopling Classification病型性状組織像レプロミン反応(光田反応)I(未定型群)不鮮明な扁平は紅斑か白斑リンパ球+~± マクロファージ?らい菌±~-- ~±TT(類結核型)少数の辺縁明瞭な隆起性または扁平の斑リンパ球 4+類上皮細胞 巨細胞 らい菌 ±~-2+~3+BT(境界型)やや多数の辺縁明瞭な扁平または隆起性の斑、一部は中心部脱色 リンパ球 3+ 類上皮細胞 巨細胞+~++BB(境界型)やや多数の辺縁明瞭な環状隆起疹または扁平斑など多数リンパ球 ++ 類上皮細胞 らい菌 +(-)~±~+BL(境界型)多数の多様性の皮疹、環状疹もあるリンパ球 + 組織球 らい菌 3+-~±LL(らい腫型)びまん性の紅斑、丘疹、結節リンパ球 ± らい菌 4+-
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