花ずきん【ハナズキン】(草花類)
登録番号 | 第13965号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | エピデンドラム | |
登録品種の名称及びその読み | 花ずきん よみ:ハナズキン | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 図師和明 | |
品種登録者の住所 | 宮崎県西都市大字下三財8159番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 図師和明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ジョセフ リー」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが濃橙赤色、リップは濃橙赤色で基部が鮮橙黄色の平開咲で鉢物向きの品種である。草姿は直立性、株の大きさは中、茎の形は円柱形、太さはやや細、節間長は短である。葉の展開状態は水平、全体の形は長楕円形、先端の形は鋭形、横断面の形は厚い平型、長さは短、幅、厚さ及び数は中である。花序は総状花序、長さ及び幅は中、着生方向は斜上向き、花型は平開咲である。ドーサル・セパル全体の形は長楕円形、先端の形は鈍形、縦断面及び横断面の形は平型、長さ及び幅は中、ラテラル・セパル全体の形は長楕円形、先端の形は鋭形、縦断面及び横断面の形は平型、長さ及び幅は中、ペタル全体の形は長楕円形、先端の形は鈍形、縦断面及び横断面の形は平型、長さは中、幅はやや広である。リップ全体の形は中央裂片二裂型、周縁の波打ちは無、周縁の切れ込みの多少及び深さは中、縦断面及び横断面の形は平型、長さ及び幅は中である。セパル及びペタルの色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、模様の有無は無、リップの色は濃橙赤(同0707)で基部が鮮橙黄(同2205)、模様の有無は無、小花柄の太さ及び長さは中、花茎の着生位置は頂生、向きは直立、太さは中、長さはやや短、花数は中である。花の香りは無、開花期は春咲である。「ジョセフ リー」と比較して、セパル及びペタルの色が濃橙赤であること、リップの色が濃橙赤で基部が鮮橙黄であること等で、「赤とんぼ」と比較して、セパル及びペタルの色が濃橙赤であること、リップの色が濃橙赤で基部が鮮橙黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(宮崎県西都市)において、「ジョセフ リー」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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