ネオジオと餓狼伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 11:14 UTC 版)
「SNK (1978年設立の企業)」の記事における「ネオジオと餓狼伝説」の解説
当初、エス・エヌ・ケイが発売するゲームについてはシューティングゲーム、ロールプレイングゲーム、そして対戦格闘ゲームなどバリエーションがあったが、1990年に自社の新プラットフォームとしてネオジオを投入、1991年に発売した対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説』が大ヒット。これが同社の転機となり、同作はシリーズ化もされた。 これを機に徐々に対戦格闘ゲーム偏重のラインナップとなり、対戦格闘の黄金期であった1990年代には『サムライスピリッツ』、『龍虎の拳』、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』等の自社人気格闘ゲームを続々とシリーズ化し、同様に対戦格闘ゲームのヒットで規模を拡大した同じく大阪本拠の大手メーカーカプコンを凌ぐほどの成長を見せた。これに併せて、直営ゲームセンター「ネオジオランド」ほか直営アミューズメントパーク「ネオジオワールド」を展開するなど業種を拡大していく。 エス・エヌ・ケイ全盛期の江坂駅(大阪府吹田市)周辺は、本社屋、開発社屋や「ネオジオランド」や看板・広告類が立ち並ぶなど、エス・エヌ・ケイの本拠地としてちょっとした企業城下町的な雰囲気さえ漂う街並みと化したほどで、その様な江坂の町の雰囲気はゲーム作品中でもステージ背景のモチーフとして用いられていた。余談ではあるが、そのステージのBGMタイトルは「ESAKA」である。 また、コンビニやゲームショップ、駄菓子屋等にネオジオ筐体を設置して電気代を負担をすればインカム(収入)の一部を支払うという店側にとって好条件での契約を提示した為に全国で爆発的に普及。その為に全盛期は至る所でネオジオ筐体が見られた。
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