ニルプエスピーリンク【ニルプエスピーリンク】(観賞樹)
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登録番号 | 第12140号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ニルプエスピーリンク よみ:ニルプエスピーリンク |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ラックス リビエラ社 | |
品種登録者の住所 | イタリア共和国 ヴェンチミリア(IM) ラッテ ニッツア トッレ サラチェーナ 33 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アレッサンドロ ギオーネ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「TANKEIJOLI」に「ポールサン」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花はピンク色で弁底に淡緑黄色のぼかしが入り剣弁、カップ咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色はピンク(JHS カラーチャート0103)で弁底に淡緑黄(同2702)のぼかしが入り、裏面の色はピンク(同0403)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は20~24、一茎の花数は6~10、花の香りはかなり弱である。枝の長さは長、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「スクアティケ」と比較して、とげの色が紅紫であること、花弁表面の色がピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1993年に出願者の温室(フランス共和国)において、「TANKEIJOLI」に「ポールサン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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