ナミ一号【ナミイチゴウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5054号 |
登録年月日 | 1996年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ナミ一号 よみ:ナミイチゴウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 3月 20日 | |
品種登録者の名称 | 中曽根和雄、株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 長野県更級郡上山田町力石68、東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中曽根和雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の無名実生種どうしを交配し,選抜,育成されたものであり,花色は紫ピンクの単色で小輪花の切花用品種である。 草型は立性,草丈は極高である。茎の太さは中,長さは51~60cm,節間長は 8~ 9cm,節数は19節以上,茎の色は濃緑,ろう質の有無は中,硬さは軟,折れの難易は易である。葉型は狭,葉長(第5葉)は 8cm以下,葉幅は0.7cm以下 ,色は濃緑,葉巻き程度及び葉のろう質の有無は中である。花房の形は一茎多花, つぼみの形は円柱形,一重・八重の別は八重,花型は垂咲,大きさは 5~ 6cm,花色分類は単色,花色は紫ピンク(JHSカラーチャート9503),花弁の形は縦長,縁の鋸歯の形は浅,数は少,大きさは小,花弁数は36~50,子房の形は紡錘形,表面の形は溝あり,柱頭の表面の形は平滑,露出程度は無,がく筒の形は円柱形,がく裂片の先端の形は長先鋭,がく筒の長さは3.0cm以下,直径は1.3~1.6cm,花柄の長さは7~10cm,花の香りは無である。開花習性は四季咲き,開花の早晩性は中,がく割れの多少は少である。 「ヒルナタル」と比較して,花色が紫ピンクであること,花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年に育成者の温室(長野県更級郡上山田町)において,育成者所有の無名実生種どうしを交配し,得られた実生開花株から60年に選抜し,以後,増殖を行いながら,特性の調査を継続し,63年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「レイナ」であった。 |
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