ナンテスキャロシー2【ナンテスキャロシー2】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9395号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | にんじん | |
登録品種の名称及びその読み | ナンテスキャロシー2 よみ:ナンテスキャロシー2 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 10月 18日 | |
品種登録者の名称 | ホクレン農業協同組合連合会 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北4条西1丁目3番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐藤政雄、佐古敬一、後藤正宣、児玉幹司、野津裕、川口武泰 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種はフランス共和国から導入した雄性不稔系統を母系とし、オランダ王国から導入した品種「№33」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、根は円筒形でやや小さく、橙紅色でそろいが良い品種である。子葉の色は緑、草姿はやや開張、葉の欠刻は中、葉身の幅はやや小、首の太さはやや細、葉柄の毛じは中である。根長は中、根形は円筒形、肩の太さはやや細、根重はやや小、肩の形は丸、首部の凹みはやや凹、尻の形はつまる、側根着生部の凹みは浅、着生痕の突起は微、心の太さは細、肉重率は中、根色及び肉色は橙紅、肩内部の緑化は無、心色は橙紅、肉質はやや硬である。T/R率は小、根のそろいは良、早晩性は中、抽台性は晩である。「キャロシー」と比較して、根の肩が張ること、肩内部の緑化が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、フランス共和国から導入したナンテス系雄性不稔系統「A-G」を母系とし、オランダ王国から導入したナンテス系品種「№33」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、平成2年から出願者の研究農場(北海道夕張郡長沼町)において交配組み合わせ検定試験及び特性の調査を実施し、9年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「キャロシー2」であった。 |
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