ナウ_(ピーター・フランプトンのアルバム)とは? わかりやすく解説

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ナウ (ピーター・フランプトンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/19 05:16 UTC 版)

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ナウ
ピーター・フランプトンスタジオ・アルバム
リリース
録音 オハイオ州シンシナティ[1]
ジャンル ロック
時間
レーベル 33rdストリート・レコード
ビクターエンタテインメント
プロデュース ピーター・フランプトン
専門評論家によるレビュー
ピーター・フランプトン アルバム 年表
フランプトン・カムズ・アライヴII
(1995年)
ナウ
(2003年)
Fingerprints
(2006年)
テンプレートを表示

ナウ』(Now)は、イングランドロック・ミュージシャン、ピーター・フランプトン2003年に発表した、ソロ名義では12作目のスタジオ・アルバム。純粋な新作としては『ピーター・フランプトン』(1994年)以来9年ぶりの作品に当たる[2]

背景

「アワー・オブ・ニード」は、本作に先行して『あの頃ペニー・レインと』や『バンガー・シスターズ』といった映画のサウンドトラックに提供された曲である[2]。「アイム・バック」の歌詞には、ターミネーターシリーズの主演俳優アーノルド・シュワルツェネッガーを引き合いに出したフレーズがある[3]ビートルズのカヴァー「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」は、元々はデルタ航空の機内ラジオ用に録音された[2]

反響・評価

アメリカでは、総合アルバム・チャートのBillboard 200入りは果たせなかったが、『ビルボード』のインディペンデント・アルバム・チャートでは27位に達した[4]

Hal Horowitzはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「ギターを爪弾くバラード、幾つかのハード・エッジな曲、それに多数の光輝くようなギター・ソロから成る、疑いなくフランプトンらしい1枚だが、"I'm Back"のようなリフ主体のロックに関しては、もう少し練り上げるべきだったのではないか」と評している[3]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「シンプルで親しみやすい楽曲が並ぶ」「演奏も派手さはなく抑制されたうまさが光っている」と評されている[5]

収録曲

特記なき楽曲はピーター・フランプトンとゴードン・ケネディの共作。10.はインストゥルメンタル[6]

  1. ヴァージ・オブ・ア・シング - "Verge of a Thing" - 2:52
  2. フライング・ウィズアウト・ウィングス - "Flying Without Wings" - 4:08
  3. ラヴ・スタンズ・アローン - "Love Stands Alone" (Peter Frampton, Gordon Kennedy, Bob Mayo) - 4:12
  4. ノット・フォガトゥン - "Not Forgotten" - 2:50
  5. アワー・オブ・ニード - "Hour of Need" (P. Frampton, G. Kennedy, Wayne Kirkpatrick) - 5:20
  6. ミア・ローズ - "Mia Rose" (P. Frampton, Kimmie Rhodes) - 4:46
  7. アイム・バック - "I'm Back" - 3:31
  8. アイ・ニード・グラウンド - "I Need Ground" - 3:44
  9. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス - "While My Guitar Gently Weeps" (George Harrison) - 6:54
  10. グリーンズ - "Greens" (P. Frampton, B. Mayo) - 5:59
  11. アバヴ・イット・オール - "Above It All" (P. Frampton, G. Kennedy, W. Kirkpatrick) - 3:37

日本盤ボーナス・トラック

  1. ノー・ゴーイング・バック - "No Going Back" (P. Frampton, B. Mayo) - 3:13
  2. クリーヴランド - "Cleveland" (P. Frampton, B. Mayo, John Regan, Chad Cromwell) - 4:06
  3. ハウ・ロング・イズ・フォーエヴァー - "How Long Is Forever" (P. Frampton, K. Rhodes) - 4:53

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

  • ゴードン・ケネディ - ギター(on #1, #7, #8)、バッキング・ボーカル(on #3, #5, #7, #8, #11)
  • レジー・キャロウェイ、ラナ・ダラス、アイリーン・レヴェルス - バッキング・ボーカル(on #2, #12)
  • キミー・ローズ英語版 - バッキング・ボーカル(on #6)
  • ブレア・マスターズ - パーカッション(on #8)
  • ドン・フィールズ - アコースティック・ギター(on #9)
  • ジェド・リーバー - キーボード(on #10)
  • ウェイン・カークパトリック英語版 - バッキング・ボーカル(on #11)
  • クリス・マクヒュー - タンブリン(on #11)

脚注

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  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b c 【その後のあの話〜ピーター・フランプトン編】”. CDJournal. 音楽出版社 (2003年6月17日). 2020年1月19日閲覧。
  3. ^ a b Horowitz, Hal. “Now - Peter Frampton”. AllMusic. 2020年1月19日閲覧。
  4. ^ Peter Frampton - Awards”. AllMusic. 2016年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月19日閲覧。
  5. ^ ピーター・フランプトン/ナウ”. CDJournal. 音楽出版社. 2020年1月19日閲覧。
  6. ^ 日本盤CD (VICP-62433)歌詞カード

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