ナイスパスエコポイントサービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 10:06 UTC 版)
「ナイスパス (遠州鉄道)」の記事における「ナイスパスエコポイントサービス」の解説
ナイスパスエコポイントサービスはかつて遠州鉄道が実施していたICカードのポイントサービスである。 政府エコポイントが登場した末期は区別するためにナイスパスエコポイント(サービス)とも呼称していたが、基本的にエコポイント(サービス)と呼称していた。 2005年1月20日にサービス開始。当初は以下のサービスであった。 記名式ナイスパスのSF利用時に1%のポイント(10円=0.1ポイント)を付与。 1000ポイントで遠鉄グループの商品券(1000円分)に交換。 ポイントの有効期限は取得から3年後の12月末 の予定だった。 なお、公式サイトにてカード番号の入力によりエコポイント残高を確認出来るが、その際にはCO2削減量が案内される。 その後、2008年9月1日より遠鉄グループ各社のポイントサービスが統合され、えんてつポイントに移行されることとなり、エコポイントもえんてつポイントへ移行した。 手続きは2008年9月1日からの受付で、ナイスパスとえんてつカードを共に遠州鉄道の窓口に提出することによりナイスパスによるえんてつポイントサービスを受けることが出来る。また、オートチャージも同時に設定が出来る。この操作によりエコポイントはえんてつポイントに自動的に引き継がれる。 なお、えんてつポイントは1ポイント単位のため、積算時には1ポイント単位となっているが、計算上は従来通り0.1ポイント単位で行われており、100円未満の端数も累計額が100円に達した時点で1ポイントとなる。 えんてつポイントサービス開始に伴いエコポイントサービスは2008年12月31日を以て終了となった。えんてつポイントに移行しなかった場合の2009年1月1日以降の取り扱いは以下の通り。 1000ポイント未満の端数は消滅。 当初予定されていた3年間の有効期限 までは1000ポイント単位で保持。 エコポイントの新たな蓄積は行わない。 ちなみに、サービスが終了した2008年取得のエコポイントが2011年末で消滅するため、これにより名実共にサービスが終了する。また、現在はウェブサイト上やバスターミナルの端末にてエコポイントが確認出来るが、2012年以降に変動が起こることが予測される。
※この「ナイスパスエコポイントサービス」の解説は、「ナイスパス (遠州鉄道)」の解説の一部です。
「ナイスパスエコポイントサービス」を含む「ナイスパス (遠州鉄道)」の記事については、「ナイスパス (遠州鉄道)」の概要を参照ください。
- ナイスパスエコポイントサービスのページへのリンク