トラック3/4t_4×4_/_4×2とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トラック3/4t_4×4_/_4×2の意味・解説 

トラック3/4t 4×4 / 4×2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 03:33 UTC 版)

阪神基地隊配備車

トラック3/4t 4×4 / 4×2(トラックよんぶんのさんトンよんりんくどう/にりんくどう)は、自衛隊で物資・人員輸送に使われるトラックの一つであり、民生型トラックに準じた仕様である。大きなくくりとして業務トラックとも呼ばれる。

特徴

自衛隊制式73式中型トラック(1 1/2tトラック)、73式大型トラック(3 1/2tトラック)とは異なり、構成はより民生品に近い。トラックメーカー各社における2tクラストラック市販車に準じた仕様で、民間仕様と異なる点は荷台・塗装程度である。

73式中型トラック、73式大型トラックは作戦運用を想定して制作されているのと対照に、本車は基本的に平時の各種物資等輸送に用いられる。3/4tとは、4分の3トン、つまり750kgを指し、不整地走行もしくは重要物件を輸送する場合の最大積載量であり、通常の場合は車両ごとにメーカーが定めた最大積載量まで積載することができる。

四輪駆動の物はトラック3/4t 4×4、二輪駆動の物はトラック3/4t 4×2と呼ばれる。海上自衛隊での通称はキャブオール[注釈 1]

車輌の仕様は民間向けと基本的に同一であるものの、大多数を占める幌仕様車は人員輸送も可能である。荷台に十数人を乗せることができ、73式中型トラック等のような折り畳み式木製ベンチシートが備えられている。このため、車両自体は準中型自動車だが乗車定員により特定中型自動車扱いになるため、運転免許は中型自動車免許が必要となる。

なお、いわゆる2007年以前の普通自動車免許、つまり8t限定中型免許は定員10人以下という規定があるため、同免許による本車の運転はできない。

諸元

民間のものと同じ

製造

調達は競争入札であるため複数社の車輌が混在している。

など

脚注

注釈

  1. ^ 旧来、自衛隊が導入する民間規格車両は日産等、自衛隊規格車両はトヨタ・いすゞ等で分担していたが、当時採用されていた日産製2トントラックの車名が広く普及したもの。

関連項目


「トラック3/4t 4×4 / 4×2」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トラック3/4t_4×4_/_4×2」の関連用語

トラック3/4t_4×4_/_4×2のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トラック3/4t_4×4_/_4×2のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトラック3/4t 4×4 / 4×2 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS