ディリス賞とは? わかりやすく解説

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ディリス賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 15:06 UTC 版)

ディリス賞(ディリスしょう、The Dilys Award )は、アメリカ独立系ミステリ専門書店協会(Independent Mystery Booksellers Association、以下略称:IMBA)によって1992年から毎年贈られる賞。その年に書店が「最も楽しんで売ることができた」推理小説に贈られる[1][2]。IMBAは、主にミステリを売る小売書店のための組織である。賞の名は、アメリカ合衆国初のミステリ専門書店を設立したディリス・ウィンという人物にちなむ[3]

各年の結果

[3]

受賞作 ノミネート作
1992年 カール・ハイアセン 『珍獣遊園地』
1993年 ジョン・ダニング 『死の蔵書』
1994年 ペーター・ホゥ 『スミラの雪の感覚』
1995年 ジャネット・イヴァノヴィッチ 『私が愛したリボルバー』
1996年 マイクル・コナリーラスト・コヨーテ
1997年 マイクル・コナリー 『ザ・ポエット』
  • ハーラン・コーベン 『カムバック・ヒーロー』
  • マーガレット・ローレンス "Hearts and Bones"
  • デニス・ルヘイン 『闇よ、我が手を取りたまえ』
  • マイケル・マギャリティ英語版 "Tularosa"
  • スティーヴ・オリヴァー 『探偵ムーディー、営業中』
  • トマス・ペリー英語版 "Dance for the Dead"
  • チャールズ・トッド英語版 『出口なき荒野』
1998年 ジャネット・イヴァノヴィッチ 『モーおじさんの失踪』
1999年 デニス・ルヘイン 『愛しき者はすべて去りゆく』
2000年 ロバート・クレイス "L.A. Requiem"
2001年 ヴァル・マクダーミド 『処刑の方程式』
2002年 デニス・ルヘインミスティック・リバー
2003年 ジュリア・スペンサー=フレミング英語版 "In the Bleak Midwinter"
2004年 ジャスパー・フォード 『文学刑事サーズデイ・ネクスト2―さらば、大鴉』
2005年 ジェフ・リンジーデクスター 幼き者への挽歌
2006年 コリン・コッタリル 『三十三本の歯』
2007年 ルイーズ・ペニー 『スリー・パインズ村の不思議な事件』
  • ジェイムズ・R・ベン英語版 "Billy Boyle"
  • スティーヴ・ホッケンスミス英語版 『荒野のホームズ』
  • ジョン・J・ラム 『嘆きのテディベア事件』
  • ダイアン・セッターフィールド英語版 『13番目の物語』
  • ナンシー・ピカード 『凍てついた墓碑銘』
2008年 ウィリアム・K・クルーガー 『血の咆哮』
2009年 ショーン・チャコーヴァー "Trigger City"
2010年 アラン・ブラッドリー 『パイは小さな秘密を運ぶ』
2011年 ルイーズ・ペニー "Bury Your Dead"
2012年 S・J・ローザン 『ゴースト・ヒーロー』
  • ティム・ドーシー "When Elves Attack"
  • G・M・マリエット "Wicked Autumn"
  • アーチャー・メイヤー英語版 "Tag Man"
  • ルイーズ・ペニー "A Trick of the Light"
2013年 ピーター・ロビンスン "Before The Poison"
2014年 ウィリアム・K・クルーガー 『ありふれた祈り』
  • リンジー・フェイ 『7は秘密』
  • アレックス・グレシアン英語版 『刑事たちの四十八時間』
  • アン・ヒラーマン "Spider Woman's Daughter"
  • G・M・マリエット "Pagan Spring"
  • ヴィダル・サンドストル "The Land of Dreams"

関連項目

出典

外部リンク




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