ディスク2:ライヴ・アット・ザ・フィルモア
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「クリームの素晴らしき世界」の記事における「ディスク2:ライヴ・アット・ザ・フィルモア」の解説
C面#タイトル作詞作曲・編曲録音年月日時間1. 「クロスロード (Crossroads)」(Robert Johnson, arr. Clapton) 1968年3月10日、サンフランシスコ、ウィンターランド (1st show) 4:13 2. 「スプーンフル (Spoonful)」(Willie Dixon) 1968年3月10日、サンフランシスコ、ウィンターランド (1st show) 16:43 D面#タイトル作詞作曲・編曲録音年月日時間1. 「列車時刻 (Traintime) 4」(Bruce) 1968年3月8日、サンフランシスコ、ウィンターランド (1st show) 7:01 2. 「いやな奴 (Toad)」(Baker) 1968年3月7日、サンフランシスコ、フィルモア (2nd show) 16:15 ディスク1の演奏者は「クリーム・カルテット」、クラプトン、ベイカー、ブルースに加えて様々な楽器を演奏したフェリックス・パパラルディの4名であった。フェリックス・パパラルディはプロデューサーとしてクレジットされている。 ^注1: 初期プレスの何枚かは「時は過ぎて」の別バージョンを収録しており、この「ロングバージョン」は67秒長く、『ゾーズ・ワー・ザ・デイズ』に収められた80秒長いバージョンとも異なる。 ^注2: 米国盤オリジナルプレスでは、「荒れ果てた街」の演奏時間が4:36と誤って表示されている。 ^注3: A面の1曲目と3曲目、B面の2、3、4、5曲目はHaeco-CSGシステムで処理された。また、同セッションで録音された「エニイワン・フォー・テニス」も同様に処理。Haeco-CSGはモノラル再生装置と完全に互換性があるステレオ録音を行うシステムで、副作用としてステレオのセンターに「ぼけた」イメージが生じることがあった。現代のデジタルオーディオ処理ソフトウェアを使用することでHaeco-CSG効果を無効にして元の意図された音質を回復することが可能である。 3月10日のファースト・ショーでは実際には「スプーンフル」が「クロスロード」の前に演奏された。「列車時刻」は「いやな奴」の前に収録されたが、実際には「列車時刻」は翌日のテイクであり、継ぎ目なく「いやな奴」のイントロとつながるようにうまく編集されている。 レーベルには「Live at the Fillmore」と表記されたが、実際にフィルモアで演奏されたのは「いやな奴」のみであった。他の曲はサンフランシスコのウィンターランド・ボールルームにて収録。 ^注4: オリジナルアルバムでは「列車時刻」の作者として「ジョン・グループ」が記載された。「ジョン・グループ」はジャック・ブルースがかつて在籍していたグラハム・ボンド・オーガニゼーション(ブルースはバンドと共に「列車時刻」を1965年に録音している)が、ボンド以外のメンバーが作曲の印税を受け取るために使用した変名であった。曲はピーター・チャットマンの古いブルース曲を原曲としている。
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