テロによる犠牲者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:59 UTC 版)
「アメリカ同時多発テロ事件」の記事における「テロによる犠牲者」の解説
死者(被害者 + ハイジャック犯)ニューヨーク市ワールドトレードセンター 2,606 アメリカン11便 87 + 5 ユナイテッド175便 60 + 5 アーリントンペンタゴン 125 アメリカン77便 59 + 5 シャンクスヴィル近郊ユナイテッド93便 40 + 4 合計2,977 + 19 この無差別テロ事件における死者は合計2,996人、負傷者は6,000人以上とされている。テロリストを除いた犠牲者は2,977人であり、ワールドトレードセンターへの攻撃による犠牲者は2,753人、アメリカ国防省(ペンタゴン)への衝突による犠牲者は184人、ユナイテッド航空93便の墜落による犠牲者は40人だった。 ワールドトレードセンターの現場での犠牲者2,753人には、ニューヨーク市消防局の消防士343人と、71人の警察官(ニューヨーク市警察本部の警察官23人、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社警察の警察官37人を含む)が含まれている。 2,996人の死者の内訳は、ハイジャックされた4機の旅客機の乗員・乗客が265人(テロリストを含む)、ワールドトレードセンターでの死亡者が2,606人、アメリカ国防省での死亡者が125人とされている。 このテロ攻撃では270人から400人のユダヤ人が犠牲になったと推定されている。またこれに関連してアメリカ合衆国国務省は76人分のユダヤ人犠牲者のリストの一部を公開した。 2017年8月の時点でも、犠牲者全体の40%にあたる1,112人の遺体がいまだ未確認の状態だった。多くの遺体がばらばらになって散乱しており、2006年には南棟に隣接するドイツ銀行ビル(英語版)の屋上で無数の遺骨の破片が発見された。
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