ティアーズブルー【ティアーズブルー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10427号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | ティアーズブルー よみ:ティアーズブルー | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 7月 13日 | |
品種登録者の名称 | 樋口規夫 | |
品種登録者の住所 | 山形県東村山郡山辺町大字北作45 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 樋口規夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、ササリンドウの変異個体から育成されたものであり、花は内面上部及び外面が明青紫色、内面中部が明黄緑色で、切花向きの極晩生種である。植物体の形状は直立性、草丈は60~89㎝である。茎の直径は3.0~4.9㎜、横断面の形状は円形、上部の色は淡緑、着色程度は中である。1節側枝発生数は1~4、2節以上の側枝発生数は1~6、1節側枝発生位置は中部のみである。葉長は7.0~9.9㎝、葉幅は3.0~3.9㎝、葉身の形状は広披針形、葉表面の色は緑、着色程度は無、裏面の色は淡緑、着色程度は無である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は全体一斉、頂部の着花数は13~16、茎当たりの総花数は50~69である。花冠の形状は鐘形、長さは3.0~3.9㎝、直径は1.6~1.9㎝、先端の直径は3.0~3.9㎝、転回は外反転、花冠内面上部及び外面の色は明青紫(JHS カラーチャート8004)、内面中部の色は明黄緑(同3504)、内面上部の斑点は少、内面中部及び外面の斑点は無、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さ及び幅は8~9㎜、形状はⅣ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形状は筒状である。開花期は極晩で、育成地(山形県東村山郡山辺町)では10月中下旬である。「北の秋伝説」及びササリンドウと比較して、花冠が短いこと、花冠内面中部の色が明黄緑であること、花冠内面中部の斑点が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に出願者のほ場(山形県東村山郡山辺町)において、ササリンドウの変異個体を発見し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ティアーズ・ブルー」であった。 |
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