チューリング・マシンとは? わかりやすく解説

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チューリング‐マシン【Turing machine】


チューリングマシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 14:00 UTC 版)

チューリングマシン (: Turing machine) は、アラン・チューリングが「計算可能性」に関する議論のために提示した抽象機械である[1]


注釈

  1. ^ 一般的には両方向にいくらでもシークできるものとするが、理論的には片方には端があっても良いのでそのように制限することもある。
  2. ^ あるいは単に停止する場合は、停止する前に、答えがどちらであるかを、テープ上の記号列として書き残してから停止する。

出典

  1. ^ "チューリングマシン". ASCII.jpデジタル用語辞典. コトバンクより2022年2月2日閲覧
  2. ^ Turing, A. M. (1937). “On Computable Numbers, with an Application to the Entscheidungsproblem” (英語). Proceedings of the London Mathematical Society s2-42 (1): 230–265. doi:10.1112/plms/s2-42.1.230. http://doi.wiley.com/10.1112/plms/s2-42.1.230. 
  3. ^ Emil Post (1936), "Finite Combinatory Processes—Formulation 1", Journal of Symbolic Logic, 1, 103–105, 1936. Reprinted in The Undecidable, pp. 289ff.


「チューリングマシン」の続きの解説一覧

チューリングマシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 08:19 UTC 版)

計算可能性理論」の記事における「チューリングマシン」の解説

これも有限状態機械似ているが、入力が「テープ」の形式になっていて、読むだけでなく書くこともでき、テープ送った巻き戻したりして読み書き位置決めることができる。テープサイズ任意である。チューリングマシンは時間さえかければ、かなり複雑な問題も解くことができる。このモデル計算機科学では最も重要な計算モデルであり、資源限界がない計算シミュレートしたものである。

※この「チューリングマシン」の解説は、「計算可能性理論」の解説の一部です。
「チューリングマシン」を含む「計算可能性理論」の記事については、「計算可能性理論」の概要を参照ください。

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