チャレンジャー221V8
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「フォード・チャレンジャーV8」の記事における「チャレンジャー221V8」の解説
(Challenger 221 V-8) 原型であり、1961年11月に実用化され1963年9月に生産終了した。当初は「フェアレーン221」と呼ばれていたが、僅かの後に排気量拡大型の260が追加されたのに伴い、シリーズ全体の名称として「チャレンジャーV8」が採用され、当機を特定する場合は排気量由来の221が付記された。 油圧式バルブリフター、水冷式キャブレタースペーサー、オートチョーク付きキャブレター、全クロームメッキ仕上げトップリング、ヒートダム付きアルミニウム合金ピストンなど、高度な技術や当時の最新装置がふんだんに投入されている。また、ピストンはオートサーミック式が採用されている。キャブレターは2バレル (2スロート1ステージ) で、混合気は鋳鉄の吸気マニホールドで分配される。 AC・コブラの着想元となったエンジンであり、英国で試作初号車 (エース3.6) の試験走行に用いられた。 チャレンジャー221V8主要諸元デッキ高 インチ (cm)8.21 (20.85) 総排気量 立方インチ (立方センチメートル (cm3))220.9 (3620) シリンダー内径×ピストン行程 インチ (cm)3.50 (8.89) × 2.87 (7.29) 圧縮比8.70: 1 燃料供給装置 (型式)2バレルキャブレター (2100) グロス最高出力 英馬力 (キロワット (kW)) @ 回転毎分 (rpm))145 (108) @ 4400 グロス最大トルク ポンドフィート (ニュートンメートル (N⋅m)) @ rpm216 (293) @ 2200 乾燥重量 ポンド (キログラム (kg))470 (213)
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