タイム・ウォーとリアリティ・ボム
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「ダヴロス」の記事における「タイム・ウォーとリアリティ・ボム」の解説
新シリーズでは『ダーレク孤独な魂』(2005) でダヴロスが言及されており、9代目ドクターが「一人の大天才だ。おたく(ヴァン・スタテン)みたいに自分だけの世界が大好きな。」と説明している。『ダーレクの進化』(2007) で10代目ドクターもまたダーレクの創造主について「感情が内包が強くなるとお前(ダーレク・セク)の創造主は考えた」と述べている。公式にダヴロスが新シリーズに登場したのは『盗まれた地球』(2008) であり、ジュリアン・ブリーチが演じた。このエピソードにて、ダヴロスはタイム・ウォーの1年目にドクターの助けも間に合わず司令船が悪夢の子に飲み込まれて死亡したと思われていたことが明かされた。しかしダヴロスはダーレク・カーンによりタイム・ロックの外側へ救出され、自分の肉体を使ってダーレクの新たな帝国を建国した。ダヴロスは知識を要求されて囚人としてヴォールトに置かれたが、彼の指示でダーレク艦隊は地球を含めて27個の惑星を盗んで宇宙から隔絶された空間メデューサ・カスケードへ隠した。 続く『旅の終わり』(2008) でその目的がダヴロスの究極の勝利を求めたものであることが明かされた。27個の惑星を動力源としてリアリティ・ボムを起動し、電界に束縛された全ての原子に電気エネルギーを与えて電界を相殺し構造を破壊して、ダーレク族を除く宇宙の全生命と現実そのものを破壊しようとした。しかし後にダヴロスは預言者として信頼していたダーレク・カーンがダーレク族を滅亡へ追いやるために彼を利用していたことを知り、10代目ドクターとドナ・ノーブルに敗北した。ドクターは彼を救おうとしたが、ドクターの周囲にいる人間が旅の間に起こる無数の死を介して武器や殺人鬼に変貌したとダヴロスは主張し、ドクターの助けを拒んで「決して忘れんぞ、この仕打ちをな!永遠に呪ってやる!お前こそ世界の破壊者だ!」と叫びながら炎の中に消えていった。
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