タイムカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 20:40 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (たあ-たお)」の記事における「タイムカメラ」の解説
タイムカメラは、「ぼく、桃太郎のなんなのさ」(てんとう虫コミックス9巻に収録、および映画作品)に登場する。 ロケットのような形のカメラと現像機とがセットになっており、カメラが時間を超えて別の時代へ行き、その時代の光景を撮影し。現像機がそれを受信し、写真にして印刷する。タイムマシンでわざわざ別の時代へ行かなくとも、これを使用すれば、その時代に起きた出来事を大まかに知ることができる。現像機には、写真の一部分のみを拡大する機能も内蔵されている。 また、カメラに人がつかまれば一緒に時間を超えることも可能だが、時間移動のスピードは一般のタイムマシンよりも遅い(映画『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』ではこの描写がないが、設定変更かどうかは不明)。 原作での初出時や単行本の初期の版での名称は「時間カメラ」であったが、現在の版や映画『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』では「タイムカメラ」で統一されている。 『タイムカメラ』での同名アイテム ヨドバが登場する藤子・F・不二雄SF短編集の『タイムカメラ』では、ヨドバが持つカメラアイテムの1つとして登場。デザインは『ドラえもん』でのものに近い。作中では過去のみを写している(何度か過去を写した後、フィルムを使い果たしてしまう)ため、未来を写せるのかは不明。 なお、ヨドバは未来人という設定であり、登場するカメラは、本アイテムも含めて『ドラえもん』でのものと共通点があるものが多く、漫画版の『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』では、ひみつ道具博物館にある「カメラ館」の案内役としてヨドバが登場している。 回古鏡 同作者の『キテレツ大百科』でも同様の機能を持つ道具として登場する。こちらは未来を写すことはできないという難点がある。詳しくはキテレツ大百科の発明道具#回古鏡を参照。
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