タイニートゥインレッドパープル【タイニートゥインレッドパープル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9602号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ダイアンサス | |
登録品種の名称及びその読み | タイニートゥインレッドパープル よみ:タイニートゥインレッドパープル | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 11月 26日 | |
品種登録者の名称 | 福花園種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区松原二丁目9番29号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 青木武、田中敏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫の地色に明赤紫の条が入る平咲で小輪の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はやや低、節数は少である。茎の長径は細、硬さは中、中央部の色は濃緑、ろう質の有無は少、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に下部、節間長は中、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや短、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は少である。つぼみの形は円柱形、大きさはやや小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の地色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、複色模様色及び裏面の花色は明赤紫(同9206)、色彩模様は条、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さ及び数は中、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は極少、ほう葉の形はⅢ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さはやや細、長さは中、1花茎当たりの花数はかなり少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は極早生である。「チャペルライラック」と比較して、開花時草丈が低いこと、節数、茎のろう質及び1花茎当たりの花数が少ないこと等で、「コブチソネアズサ」と比較して、茎のろう質が少ないこと、花の表面の地色が鮮赤紫で明赤紫色の条が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の温室(三重県四日市市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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