セルポロニューム【セルポロニューム】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8822号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | セルポロニューム よみ:セルポロニューム | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | テラ ニグラ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424 PA デ クワケル イエペンラーン 48 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ペトルス ヨハンネス アントニウス ファン デル メーア | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「セルクローム」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は明橙色で弁先に黄ピンク色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは長、基部の幅は中、色は黄緑、数は枝基部はやや多、枝中央部は極多、花柄は多である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さは厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は明橙(JHS カラーチャート1304)で弁先に黄ピンク(同 0703)のぼかしが入り、裏面の色は浅橙(同1302)である。花色の移行性は有、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さはやや軟、数は40~59、一茎の花数は11~20、花の香りは弱である。枝の長さは長、太さはやや太、新しょうの色及び開花枝の色は黄緑、開花時期は中である。「セルクローム」と比較して、とげの数が枝基部、枝中央部及び花柄で多いこと、花形がカップ咲であること、花色の移行性が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ王国)において、「セルクローム」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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