セネターA(1977-1987年)
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「オペル・セネター」の記事における「セネターA(1977-1987年)」の解説
初代モデルであるセネターAは、1977年に登場した。とはいえ完全な独自設計ではなく、前年デビューのレコルトEのプラットフォームを延長している。ファストバッククーペ版のモンツァ(Monza )も同時にデビューを飾っている。70年代当時としてはフラッシュサーフェース化されたボディが特徴で、後のアウディ100(C3モデル)や日産・レパード(F30系)などにもその影響が窺える。1983年にマイナーチェンジを行い全体的に高級感を増した。 日本導入は当初、自動車排出ガス規制のクリアができず未導入のままであったが、1984年頃に正規代理店の東邦モーターズが直列6気筒エンジン搭載車を販売した。しかしブランド力の弱さに加え信頼性が評価されず、上位グレードで670万円という高価格も仇となり販売は苦戦した。 イギリスではヴォクスホール・ロイヤル、南アフリカ共和国ではシボレー・セネター(1982年まで)として販売されていた。 また、韓国ではGM系列の大宇自動車が細部を韓国人向けの嗜好に改めデーウ・ローヤルプリンス(Royale Prince)として1990年代まで販売し、レコルトEベースのローヤルサロン(Royale Salon)と並んで販売されていた。 日本に正規輸入されたモデルは以下の通りである。 セネターC/セネターCD(1984-1988年)直列6気筒SOHCエンジン、2968cc グレードは装備の差による。
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