スモーク・サーモンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > スモーク・サーモンの意味・解説 

スモーク‐サーモン【smoked salmon】

読み方:すもーくさーもん

燻製(くんせい)にした(さけ)。

スモーク‐サーモンの画像
スモーク‐サーモンの画像

スモークサーモン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 10:01 UTC 版)

スモークサーモンと生ハムのサラダ

スモークサーモン: smoked salmon)あるいは燻製サケ(くんせいサケ)は、魚料理のひとつ。塩漬けしたサケ燻煙乾燥して燻製にしたもの。

スモークサーモンには脂乗りのよいキングサーモンが向いており、日本ではベニザケが使われることも多い。日本では燻製法は冷燻が一般的で、あらかじめしっかり塩漬けにし、塩抜きと乾燥ののち、20 °C前後の温度で時間をかけて燻煙する。またこのようなスモークサーモンは欧米ではロックスと呼ばれる。欧米では一般的にスモークサーモンといえば火を通したものを指す。

そのままスライスして食べるほか、サラダマリネ或いはサンドイッチの具としても用いられる。クリームチーズとの相性が良く、この組み合わせはベーグルサンドの代表的な具材としても知られる。

日本での生産

1954年(昭和29年)東京都江東区で設立された三洋食品の創業者佐々木敬一は昭和31年頃に都内のホテルの料理長より北欧風のソフト・スモーク・サーモンの存在を聞きつけ、開発に着手した。東京會舘並びにパレスホテルの支援と助言を得ながら、2年の開発期間を経て1958年(昭和33年)にアラスカから輸入したキングサーモンを原料とした、日本初のソフト・スモーク・サーモンが完成し、東京會舘、パレスホテルを中心にデビューした[1]

1961年昭和36年)、苫小牧市に工場を持つ王子製紙の副社長らが視察でヨーロッパに訪れた。苫小牧沖の鮭からスモークサーモンが作られていることを知った彼らは、帰国後に製法を研究し、1965年(昭和40年)に販売をはじめた。1967年(昭和42年)に王子サーモンを製造し、苫小牧沖でとれたマスノスケを原料にした。これが日本でのスモークサーモン製造のはじまりという。やがて苫小牧沖でのマスノスケ漁獲が減少し、同社の原料の大半は輸入鮭に切り替わった[2]

脚注

  1. ^ 『男の軌跡-風雪波乱のひと 第七集』1988年 日刊工業新聞編集局編 にっかん書房)
  2. ^ 山下諭市「スモークサーモン」、石毛直道・奥村彪生・神崎宣武・山下諭一・編『日本の郷土料理』1(北海道・東北I)80-81頁、ぎょうせい、1986年。王子サーモン株式会社「会社案内」、2012年1月閲覧。山下「スモークサーモン」は発端のヨーロッパ旅行を昭和38年(1963年)のことと記す。

関連項目


スモーク・サーモン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 17:32 UTC 版)

海底人類アンチョビー」の記事における「スモーク・サーモン」の解説

アンチョビー王国親衛隊長。家を叩き出された圭が海辺で出会ったアンチョビー人。下品なまでに濃いすね毛オールバックオカッパ頭特徴性格滅茶苦茶必要以上に高飛車食糧調達のため養殖ハマチを盗む、海仙中学乱入して圭の担任教師半殺しにする、鈴木地面財布をくすねて3千円抜く、目の前で圭を拉致され捜索のため一直線民家破壊して突き進み貧し一家テレビ破壊する魚屋店先からアジ万引きして一人で食うなどやりたい放題また、自分地上潜伏させた部下であるキザクラ姉弟のことをすっかり忘れハザクラ相撲反則技叩きのめしている。挙げ句当初スモークが圭に語っていた内容アンチョビー滅亡した王族戦いで死んだアンチョビー人は圭とサーモンしか残っていない、など)はすべて「嘘」という始末

※この「スモーク・サーモン」の解説は、「海底人類アンチョビー」の解説の一部です。
「スモーク・サーモン」を含む「海底人類アンチョビー」の記事については、「海底人類アンチョビー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「スモーク・サーモン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「スモークサーモン」の例文・使い方・用例・文例

  • ブナ材を使ってスモークサーモンを作る
  • ほかの者はみな、スモークサーモンでしたから。
  • スモークサーモンという食べ物
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スモーク・サーモン」の関連用語

スモーク・サーモンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スモーク・サーモンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスモークサーモン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの海底人類アンチョビー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS