スピンオフ小説の犯人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 08:19 UTC 版)
「魔人探偵脳噛ネウロの犯罪者」の記事における「スピンオフ小説の犯人」の解説
ヤマダ・エンリケ・イチロー / エンリケ・リョサ 「ナツメ・ファミリア」のメンバーでエマの婿候補の一人。スラム出身で粗暴な性格をしている。エマの両親が死んだ際、エンリケが相手のボスを殺害し、「お前は助けられる魂を助ければいい」と塞ぎ込んでいたエマを立ち直らせた。 その正体は20年前にナツメ・ファミリアが潰した「リョサ・ファミリア」のボス「アントニオ・リョサ」の息子。ルイとは双子の兄弟で、二人でナツメ・ファミリアへの復讐を誓い潜り込んでいた。顔を整形している。エマの婿になることでナツメ・ファミリアの乗っ取りを企てており、ルイと共謀し他の婿候補を殺害していた。 一連の婿候補殺しの犯人としてルイが捕らえられた際、即座に殺害した。エマが標的になったことに逆上して殺したというフリをして、幼い頃に交わした「どちらかが原因でもう一方の正体が露呈しそうになったら殺す」という約束に従ったと語ったが、実際はエマへの想いは本物であり、エマ標的の事実を知った瞬間頭が真っ白になり殺してしまったと更に後に語った。 復讐心とエマへの想いの板挟みとなり、半ば復讐を忘れようとしていたが、病気に侵され余命幾ばくもないことを知り復讐心に身をゆだね暴走。乗っ取りを諦めファミリアを潰すため、エマを誘拐し人質として、引換えに大統領候補ロドリゲス・フジカワの暗殺を要求した。隠れ家に乗り込んできた笹塚との勝負に敗れ、エマに本心を吐露しながら、裏切ってしまったルイへの顔向けのためエマに殺されることを願い、エマに銃で撃たれ死亡した。 マルコ・キノシタ / ルイ・リョサ 「ナツメ・ファミリア」のコック。エンリケの双子の兄で、ナツメ・ファミリアに潜り込み婿候補殺しを共謀して行っていた。子供の時に高熱を伴う病に侵され、その後遺症で足を悪くしている。 笹塚の推理により決定的瞬間を押さえられ犯人として捕らえられるが、エンリケにより殺害される。かつての約束に則ったものと思われたが、実際はエンリケの裏切りに近い理由で殺されていたことを彼は知る由もなかった。
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