スノーフェアリー【スノーフェアリー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6233号 |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | スノーフェアリー よみ:スノーフェアリー |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 3月 15日 | |
品種登録者の名称 | 日本鋼管株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 堀川偕範 千葉亮三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,シンテッポウユリにサクユリを交配して育成されたものであり,花は大輪の黄白色で,ヤマユリ型で切り花向きの中生種である。 草丈は130㎝以上,茎の直径は10.0~14.9㎜,色は上部及び中部は緑,下部は淡褐,毛じは無,節間長は茎の中央部が10~19㎜,止め葉下が60~79㎜である。葉序は3/8,葉の形は広皮針形,そりは中央部は水平,先端部は外反転,ねじれは無,幅は30~39㎜,長さは16~20㎝,数は少,着生角度は60~89゚である。つぼみの形は9型,花の向きは90~119゚,花房の形状は総状花序,花全体の形はヤマユリ型で一重,花径は180~209㎜,内花被の幅は60~79㎜,長さは18~23㎝,外花被の幅は50~59㎜,長さは16~20㎝である。花色は花弁の地色,中肋部,縁部及び裏面は黄白(JHS カラーチャート2501),基部は淡黄(同2503)である。内花被及び外花被 1枚の斑点の数は0である。内花被の形は2型,外花被の形は4型,内花被及び外花被の反転の程度は5型,先端の形状は内花被は1型,外花被は6型,花被のねじれは1/8未満である。第1花梗の向きは30~59゚,1花茎の花数は中,花の香りは弱,開花期は育成地(埼玉県熊谷市)において6月中旬である。 サクユリと比較して,葉の全体の形が広皮針形であること,つぼみの形が9型であること,内花被及び外花被の斑点が無いこと等で,「雪の光」と比較して,葉数が少ないこと,花房の形状が総状花序であること,内花被先端の形状が1型であること等で,「はちじょう・スーパーホワイト」と比較して,葉の全体の形が広皮針形であること,内花被の形が2型であること,内花被先端の形状が1型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に育成者のほ場(埼玉県熊谷市)において,シンテッポウユリにサクユリを交配して得た胚を培養し,開花した株の中から選抜,平成2年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「スノー・クィーン」であった。 |
固有名詞の分類
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