ストライフ王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 06:29 UTC 版)
「フェンネル大陸シリーズ」の記事における「ストライフ王国」の解説
ルース・ストライフ ストライフ王国第一皇子。ストライフ王国の宰相で、父王を補佐して政務を行う、実質上の統治者である。フェンの異母兄。社会的地位を重んじる。 ギルフォード・ストライフ ストライフ王国第二皇子。軍の元帥も務める。柔らかな金髪を中央で分けている。碧眼である。フェンの兄。フェンの憧れであった。第二妃の唯一の男児であるため、第二妃の親戚からの圧力が強く、幼少の頃から厳しい教育を受けていた。フェンに第二師団を率いる話を持ちかけた。 パラ フェンの姉、第二妃の長女。ティカという幼い娘がいる。豊かな金髪で、顔は母親譲り。兄とも似ている。 恋人の地位の低さから結婚を反対され、勘当されて街で暮らす。このことは厳重な箝口令が出され、ルースが宰相としてフェンとギルフォードに一切の関わりを禁じているが、フェンは密かにパラの家へ頻繁に訪れている。家は白樺の扉の民家。 カーズ・ロカイ 階級は少尉。几帳面で、理屈っぽいところがある。 異例の若さで士官入りした。親がマルメロの家庭教師であった縁から、彼の勉強相手であった。マルメロと同い年。フェンに馬術と武術の手解きを行った。ただしフェンが王族であることの配慮から剣を向けることが出来ず、フェンの剣術の下手さに直結している。 ウル 軍の医療班に所属する青年。階級は准尉。優面でフェンより十二歳年上。第1巻の行軍中、フェンを心配していた。 イワン 住み込み雇われている馬丁の老翁。軍籍はない。温和な人物。 ワイザー・ロスフル 反逆罪で捕まっていたが脱獄した罪人。波打つ黒髪や癖のある顔立ちを持つ蟲惑的な外見と裏腹に、乱雑な口調で話す。第一巻で新たな謀反事件を起こし、フェンベルク追放のきっかけとなった。 ケトセナ ストライフ王国軍軍曹。アルカネット自治区の国境紛争(第1巻)で見張り番を務めた男性。白髪交じりの坊主頭。愛馬はクリスゲルグ。 トーツィ ギルフォードに付き従う中年の武官のうちの一人。口煩い。厳めしい顔をしている。
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