【スタンディング・テイクオフ】(すたんでぃんぐ・ていくおふ)
Standing Take-Off.
航空機の離陸方式の一種。
滑走路の中心に機体を正対させてその場でいったん停止。その後エンジンとフラップを離陸形態に設定した後、ブレーキを解除し離陸を開始する方法である。
ある程度の時間のロスを有するが、エンジンの出力を安定させることが出来たり、滑走路の長さを十分に活用することが出来る。
関連:ローリング・テイクオフ
離陸
(スタンディング・テイクオフ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 05:08 UTC 版)
離陸(りりく、英:Take-off)とは、航空機が地面を離れ、空中に浮上すること。また、浮上したのちに安定して上昇を継続すること。水上機などにおいて、水面から離れて浮上することを同様に離水と言う。
- ^ a b c JAPAN, Skyart (2020年1月19日). “V1、VR、V2とは? - Skyart JAPAN”. skyart-japan.tokyo. 2024年5月6日閲覧。
- ^ 三澤慶洋『図解・旅客機運航のメカニズム―航空機オペレーション入門』講談社〈ブルーバックス〉、2010年、137頁。ISBN 978-4062576895。
- ^ 航空環境研究センター (2007年2月5日). “大阪国際空港”. 空港環境情報. 航空環境研究センター. 2013年9月23日閲覧。
- ^ このスイッチはTO/GAスイッチとも呼ばれる。(en:Takeoff/Go-around switch参照)
- ^ 機体によっては、オートスロットルが作動している状態でも、手動でスラストレバーに力を加えれば、オートスロットルが解除されるものもある。
- ^ 山形和行『世界一のココロの翼を目指した“名物機長"のホスピタリティ―いつも笑顔で目指そう!完璧!感動!感謝!』ごま書房新社、2013年、91頁。ISBN 978-4341085483。
- ^ 内田幹樹『機長からアナウンス』新潮社〈新潮文庫〉、2004年、74頁。ISBN 978-4101160412。
- スタンディング・テイクオフのページへのリンク