山形和行とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 山形和行の意味・解説 

山形和行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/14 07:36 UTC 版)

山形和行(やまがた かずゆき、1948年 - )は、日本航空会社全日本空輸の元操縦士機長。ユニークな機内アナウンスをする山形機長として知られている。

来歴

1948年大阪府布施市(現・東大阪市)出身[1]

航空大学校を卒業し、1971年全日本空輸に入社。同年、副操縦士となる。1976年機長資格を取得。国内線を主に担当していた。1984年ごろからユニークな機内アナウンスをするようになる[2]。「本日も世界で最も安全な翼ANAをご利用いただきありがとうございます」、「天使いたずらで飛行機が揺れることもございますが、飛行の安全性にはまっっったく影響ございません」といった特徴的なアナウンスを行なっていた[3]1992年より、国際線を主に担当するようになった。2002年、再び国内線主体となる(近距離国際線にも従事)。2008年、60歳のこの年、航空身体検査附加試験に合格し、定年を延長する。

2008年ベスト・ファーザー in 関西を受賞(一般部門)[4]

2010年、全日空401便(神戸札幌行)で飛行時間20,000時間を達成。2013年、ラストフライトとなる全日空30便(伊丹羽田行)をもって、全日空を退職。総飛行時間21,323時間。無事故ダイバートもなかった[1]

全日空退社後は、【夢 実現】未来工房の代表に就任し、全国各地で講演活動を行なっている。他にも、(株)エグゼ 旅サロン・ユウの顧問、一般社団法人日本生活文化推進協議会の委員なども務める[1]

著書

操縦資格

出典:"名物機長"のホスピタリティ

逸話・その他

  • その特徴的なユニークな機内アナウンスは、不快に思う乗客(仕事で疲れているビジネスマンや身内に不幸のあった人など)もいるが、多くの乗客には概ね好評でファンレターなどを多くもらっている[1]
  • 機長経験者としては珍しい複数[1]ファンクラブの存在する機長である[5]

出典

  1. ^ a b c d e "名物機長"のホスピタリティ
  2. ^ "名物機長"のホスピタリティ P55
  3. ^ ANA 山形機長 機内アナウンス集
  4. ^ [1]
  5. ^ [2]

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山形和行」の関連用語

山形和行のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山形和行のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山形和行 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS