スタイルと稽古法とは? わかりやすく解説

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スタイルと稽古法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 11:28 UTC 版)

松村宗棍」の記事における「スタイルと稽古法」の解説

弟子糸洲安恒型稽古主軸をおき、また那覇手影響受けて身体堅め稽古法」を重視したに対して松村宗棍はむしろ実戦組手)と柔軟性重視した稽古法だったとされる直弟子屋部憲通は、大正4年新聞記事で「松村翁の如き生まれ乍(なが)らの武道者で専ら実地経験から積上げてきた天才者であつた」と語っている。 同じく屋部憲通は、『拳法概説』(昭和4年所収インタビュー松村稽古法は、3,4回型をしたあとは「真剣の練習試合――何ら防具を用ゐずに――せられた」というものであったとし、組手主体とした稽古方法であった述べている。 直弟子本部朝基著書『私の唐手術』(昭和7年)において、「松村先生は(中略決して力一方武士ではなかった」「常に静中動き見て運用自在であつた」「常に其の型の稽古は力の入れ方及び型の運用意を注いで居れた」と語り、その稽古法敏捷性や型分解組手重視していたものであったとしている。また、松村糸洲のことを鈍重嫌っていたという。 空手評論家金城裕は、昭和30年頃、伊江御殿伊江朝助男爵から聞いた話として、松村は「糸洲の技はのろくて、実戦間に合いますまい」と評していたという。

※この「スタイルと稽古法」の解説は、「松村宗棍」の解説の一部です。
「スタイルと稽古法」を含む「松村宗棍」の記事については、「松村宗棍」の概要を参照ください。

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