ジョイポリス ローマの休日【ジョイポリス ローマノキュウジツ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7609号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ジョイポリス ローマの休日 よみ:ジョイポリス ローマノキュウジツ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 12月 1日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ファイヤースターター」に「レッドグロリア」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが濃紫ピンクの地色に紫赤色の条線が入り,リップは円形で淡紫ピンクの地色に濃紫ピンク色及び赤紫色のぼかしが覆輪状に入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は51~70㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は30~45゜,先端の角度は30~60゜,葉の長さは75~105㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,上部の色は緑褐,中部及び下部の色は緑である。咲き型は部分反転・平咲き,花の横径は81~100㎜,縦径は101~120㎜,ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形,先端の形は切形,周縁の反転は無,波打ちは大である。全体的な花色は赤系,花色はセパル及びペタルは濃紫ピンク(JHS カラーチャート9512)の地色に紫赤(同9714)の条線が入る,リップは淡紫ピンク(同9501)の地色に濃紫ピンク(同9512)及び赤紫(同9508)のぼかしが覆輪状に入る。花の香りは無,開花期は初冬である。「ジェンティール ルーネット」と比較して,咲き型が部分反転・平咲きであること,セパル及びペタルの地色が濃紫ピンクであること,リップ正面の形が円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「ファイヤースターター」に「レッドグロリア」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ジョイポリス・ローマの休日」であった。 |
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