ジャーナリズムと文筆活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 16:34 UTC 版)
「キャトリン・モラン」の記事における「ジャーナリズムと文筆活動」の解説
モランは十代の頃から作家になると決めていた。1988年10月、13歳の時に、ディロンズ書店が「なぜ私は本が好きか」をテーマに主催した若者読者エッセイコンテストで優勝し、図書券250ポンドを賞金として受け取った。15歳で『オブザーバー』の若者レポーター賞を受賞する。16歳で週刊音楽雑誌である『メロディ・メイカー』でジャーナリストとしてのキャリアを始めた。モランは15歳で、ホームスクーリングをしていた家族の一員としての経験にもとづき、『ナルモ年代記』(The Chronicles of Narmo)という小説も書いており、16歳の時に刊行されている。 1992年にチャンネル4で音楽番組『ネイキッド・シティ』(Naked City)の司会をつとめ、テレビでのキャリアを始めた。第二シリーズまで放送され、ブラー、マニック・ストリート・プリーチャーズ、ブー・ラドリーズなど当時新進だった多数のバンドが出演した。ジョニー・ヴォーンが『ネイキッド・シティ』の共同司会者だった。 移民二世としてイングランドのアイルランド系カトリックの家庭で育ったモランの生い立ちは、英国のテレビコメディドラマシリーズ『オオカミに育てられて』(Raised By Wolves)のヒントになった。この番組は2013年12月にチャンネル4でパイロットが放送され、2015年からさらに2シーズン放送された。 2012年7月にモランはアベリストウィス大学のフェローになった。2014年4月には、BBCの『女性の時間』(Woman's Hour)の2014年パワーリストで、イギリスで最も影響力ある女性の1人に選ばれた。 モランの半自伝的小説『女の子をつくる方法』(How To Build a Girl, 2014)は1990年代はじめのウルヴァーハンプトンが舞台である。計画中の三部作の第一作で、『有名になる方法』(How To Be Famous)が続き、『世界を変える方法』(How To Change The World)で完結する予定である。『女の子をつくる方法』は映画化が予定されている。
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